2014年3月7日(金)付


おおまぴょんも入学準備 常盤の堀内さん大町図書館へ寄贈
 市立大町図書館の受付に飾られた市のマスコット「おおまぴょん」のぬいぐるみに、市民からランドセルやノートなどの入学準備品が届けられた。
 贈り主は同市常盤清水の堀内弘美さん(70)。冬の間の手仕事に、フェルトを手縫いして作ったもので、ノートには一つひとつに「こくご」「さんすう」などの縫い取りもあり、手が込んでいる。
 月に3〜4回は図書館を利用するという堀内さんが折々に届け、ランドセルは3色、鍵盤ハーモニカなどもそろった。
 堀内さんは「市内の横断歩道に、ランドセル姿のおおまぴょんが描かれているのを見て、自分も作って背負わせてあげたいと思い作りました。使ってもらえてうれしい」と笑顔を見せていた
勇壮祭り舞台修繕完了 大町の高見町組み立て作業
 大町市の若一王子神社の例大祭で市街地を練り歩く祭り舞台のひとつ、高見町の祭り舞台が改修を終え6日、組み立て作業が行われた。輝きを増した歴史ある舞台は、ことし7月の祭りでお披露目される。
 同町の舞台は、以前から車軸の傷みなどにより、祭りで使用する際に進行方向がずれるなどしていた。昨年10月、修繕のために富山県の高岡地域文化財等修理協会に修理を依頼し、車軸修理をメーンに漆の塗り直しなども行った。
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3月の一覧
50周年に社会支援車寄贈 大町ロータリークラブ市社協へ

 大町市の大町ロータリークラブ(清水邦彦会長)は4日、大町市社会福祉協議会(奥村剛会長)へ軽自動車を贈った。同クラブ50周年記念事業の一環として、社会的支援をしようと行った寄贈。同協議会総務課に配備し、協議会関連事業所でも自由に利用できる、ヘルパーなどの連絡用車に利用される。
紙芝居やカルタで啓発 村消防団が小谷保で防災指導
 小谷村消防団はこのほど、小谷保育園が毎月、地震や火災を想定して実施している同園の定期避難訓練にあわせ、園児への防災指導を行った。同団の伊藤浩幸団長、千国善之消防主任、女性団員の深沢和子さんらが来園。防災を題材にした手作り紙芝居やカルタで、園児の防災意識の啓発をはかった。
 ひらがなの読める年中・年長児には防災カルタ、年少児には紙芝居で防災指導を行った。
豪雪地に春の便り 小谷村でフクジュソウ咲く
 豪雪地の小谷村でフクジュソウが顔をのぞかせ、春の便りを届け始めた。フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、直径約3aの光沢のある黄色い花を付ける。野生のものは落葉樹林下の斜面などに自生している。花期が早く新年を祝う花として知られるが、雪深い同村では3月から4月が最盛期。
 村内各所には多数の群生地があり、雪の合間を縫って日ごとに花の数が増えている。斜面一面に花が咲き、黄色のじゅうたんが見られるのももうすぐ。地域住民は「鮮やかな黄色い花が厳しい冬の終わりを告げてくれるよう。本格的な春が楽しみ」と話していた。