大町有線 東日本大震災から3年 きょう三陸新報社と電話生中継 日本を揺るがした平成23年の東日本大震災の発生から、11日で3年を迎える。震災の記憶をつなごうと、大町市有線放送は同日午後零時20分、被災地・気仙沼市三陸新報社からの電話中継を行う。未曽有の大地震と大津波に襲われた地域を見守ってきた生の声を放送で届ける。 放送は「お昼のお知らせ」内の午後零時20分から10分間。電話による生放送で、三陸新報社の島田久照次長に、当時と現在の大きな違いや仮設住宅の暮らし、現地が今望むことや大北に住む私たちにできることを聞く。 被災の記憶を風化させないため、現地の今を届けたいとインタビュー先を模索。大糸タイムス紙に掲載された記事や震災レポート本などの縁で同社に取材を打診し、実現した。 |
80年前のひな人形展示 塩の道ちょうじやで4月15日まで 大町市八日町の塩の道ちょうじやの文庫蔵1階ギャラリーで4月15日まで、約80年前のひな人形と、松本手まりを展示した「昭和初期のひな人形と松本手まりの世界」を開催中。 同市常盤西山の横澤篤志さんより寄贈された4組のひな人形は、昭和10年ごろ、女児誕生に際して購入したもの。大切に蔵内に保存していたものを、地域の人にも見てほしいと寄贈した。 ノスタルジックな雰囲気の文庫蔵に飾られたひな人形の傍らに、かわいらしい雰囲気を添えている松本手まりは、同市内に住む女性から寄贈されたもので、約60点が並ぶ。 |
常盤公民館で清掃奉仕 大町南小卒業プロジェクト 市立大町南小学校(手塚善雄校長)の6年生がこのほど、学校隣の常盤公民館で、清掃による奉仕活動を行った。トイレなどの施設や周囲など、細部まで磨き上げる卒業プロジェクトの一環。 同公民館は学校と隣接しており、社会見学に利用するなど交流も多く、学校帰りに図書室や講堂を利用する児童も受け入れていることから、子どもたちの間から自然に奉仕活動のアイデアが出たという。 |
スタッフがコスプレで歓迎 白馬47スキー場ゲレンデ祭り 白馬村の白馬47スキー場で8、9の両日、「HAKUBA47ゲレンデ祭」が開かれ、多数のスキー客らでにぎわった。 「今年も本気で大騒ぎだ」と題し手作りスープや白馬豚の振る舞い、宝探し大会など、さまざまなイベントで盛り上げた。 スキー場内のリフト・ゴンドラ乗り場やチケット売り場などでは、スタッフが思い思いのコスプレで来場者を出迎え、盛り上げに一役買った。 |
自然の中で出会いの場提供 小谷村で雪上婚活イベント 小谷村の白銀の世界をフィールドに8、9の両日、婚活イベント「雪遊びコンin小谷村」が開かれた。独身男女に村の自然を生かした環境の中で出会いの場を提供しようと、若者有志が中心となって毎年実施。「大人がはしゃぐ雪遊び」を合言葉に、雪遊びやスノーシューを使ったイベントで村を挙げて盛り上げた。 20代から30代を中心に、県内外から約100人が参加。初日は顔合わせと雪上ゲーム、懇親パーティー、2日目はスノーシューハイクを実施した。 |
研さんの芸を披露 大町芸文協「はばたきの集い」 大町市芸術文化協会(佐藤尚武会長・14団体120人)は9日、今年で32回を迎える合同活動発表会「はばたきの集い」を市文化会館で開いた。同協会に所属する芸能や文化団体が一堂に会し、研さんを積んだ芸を披露した。 筝や歌謡、舞踊や日本舞踊、詩吟、ギター・マンドリン、カラオケなど多彩なステージに会場は盛り上がった。ホールには絵画や書などの展示もあった。多くの市民が足を運び、地域で活動する芸能・文化活動に興味を示していた。 |
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2014年3月11日(火)付