少数激戦14氏が立候補 松川村議選スタート
 任期満了に伴う松川村議会議員選挙(定数12)が11日、告示され、予想された14氏が立候補の届け出を行い、少数激戦による5日間の短期決戦が始まった。投票は16日に行われ、即日開票される。
 立候補したのは現職6人、元職1人、新人7人の計14人。男性11人、女性3人で、共産党1人のほかは無所属。
 立候補届け出の受付会場となった村役場2階講堂には、開始の午前8時半前には各陣営関係者が集まり、9時50分までに全候補の手続きが終わった。
 各陣営は、事務所となる自宅で、出陣式や事務所開きを行い、支持者とともに必勝を誓い合った。村内には早速、支持を訴える各候補の遊説の声が響き、混戦模様のなか激しい舌戦が繰り広げられた。
 今回選挙は8年ぶりの選挙戦とあって、票読みに苦慮するなど各陣営は厳しい戦いを強いられている。手応えをつかみきれないまま選挙戦に突入したとあって関係者の表情も硬い。
 期日前投票は12日から15日まで、村役場村民ホールで午前8時半から午後8時まで。
 10日現在の選挙人名簿登録者数は男3964人、女4251人の計8215人。

2014年3月12日(水)付

迫力の火祭りに歓声 白馬五竜スノーフェスティバル
 白馬村の白馬五竜スキー場で8日、「白馬五竜スノーフェスティバル」が開かれた。今シーズン、白馬・小谷両村スキー場で実施される夜の祭りはこのイベントが最後。国内外から多数の来場があり、シーズンを締めくくる催しを楽しんだ。
 主催者を代表し白馬五竜観光協会の下川信敏会長が「ことしのフェスティバルもたくさんの催しを用意しています。来年は40年の節目、もっともっと盛り上げていくように頑張りますので皆さん楽しんでください」とあいさつ。
 飯森水神太鼓の演奏でにぎやかに開幕した。

最後の思い出深める 白馬北小 6年生を送る会

 卒業式を間近に控え、白馬・小谷の各小学校で「6年生を送る会」が開かれている。白馬村の白馬北小学校(石田周治校長、児童329人)でこのほど、6年生を送る会が開かれた。在校生がこの日のために企画した心のこもった出し物で、小学校生活が残り少なくなった6年生57人と最後の思い出を深めた。
手作りの卒園証書 わっこひろば宙 親子で紙すき
 大町市俵町の民間保育施設わっこひろば宙(そら)の年長児が9日、同市社松崎で伝統的な和紙製造業を営む松崎和紙工業(腰原泰雄社長)を訪れ、卒園証書用の紙をすいた。
 職人の腰原修一さんの指導で、2人の園児と保護者らが証書づくりに挑戦した。腰原さんは、古くから紙の原材料に使われるコウゾや粘剤として用いる植物のトロロアオイを紹介し、竹枠を使った紙の作り方を実践。乾燥までの工程を説明した。
 子どもたちは失敗しながらも、証書サイズのすき枠ですき上げる作業を集中して繰り返した。紙の上に特殊処理を施したササやモミジの葉などを思い思いに装飾し、世界にひとつの証書を作った。
大北に山雅♂梔の輪 有志が大町サポの会立ち上げ
 サッカーJ2松本山雅FCを応援する、大北地域のサポーター有志が9日、「松本山雅大町サポの会」を立ち上げた。会員同士の横のつながりを生かして応援の輪を広げ、スポーツを通じた青少年の健全育成など地域振興を目指す。
 全国各地に観戦に訪れるなど熱心なサポーター約20人が大町市内の飲食店に集まり、設立のための会合を開催、テレビを通じて山雅の試合を観戦した。「12番目の選手」を意味するナンバー12のユニフォームを身につけ、旗などを振りながら、早速団結した声援を送っていた。
山岳都市の顔′まる 19代大町レディース西澤彩さん
 山岳文化都市・大町市の顔として各地のイベントやキャンペーンを行う第19代「観光キャンペーン大町レディース」に、本紙記者で大町市平青木の西澤彩さん(26)が選ばれた。18代の野本早有美さん(24)=八十二銀行、幸町=とともに、市内外でPRに活躍する。任期は2年間。認定証の授与式が11日、大町商工会議所で開かれた。
 西澤さんは同市で生まれ育ち、短大卒で大糸タイムスに入社。5年にわたって記者を務め、地域を見つめてきた。「長年暮らしてきた大町。いやしの地だと思う。記者の経験を生かし、発信していきたい」と抱負を述べた。
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