2014年3月17日(月)付


草間氏トップ当選 松川村議選激戦制し12氏
 任期満了(3月24日)に伴う松川村議会議員選挙(定数12)は16日、投票が行われ、即日開票の結果、現職5人、元職1人、新人6人が当選した。714票の大台に乗せた新人の草間正視氏がトップ当選を果たした。投票率は前々回の75・29lを6・74ポイント下回る68・55lで、初めて70lを切った。
 新村議の内訳は、男性9人、女性3人で共産党1人のほか無所属。上位陣が多くの票を獲得したことで、下位陣は混戦となった。
 今回選挙は、12の椅子をめぐり14人がしのぎを削る少数激戦となった。8年ぶりの選挙戦とあって、票読みに苦慮するなど最終盤まで予断を許さない状況で推移した。
 各陣営は開票が始まる午後8時半ころから、事務所となっている候補者宅に集まり戦況を見守った。当選確実の報告が入ると支持者たちは万歳三唱など歓喜で沸いた。
 トップ当選を果たした草間氏は、支持者らと握手を交わし「すばらしいスタッフのおかげ。公正公平な議員として皆さんの声を村政に反映させたい」と抱負を語った。
夏目・谷口健闘 大北から声援 ソチパラリンピック閉幕
 ロシアで開催していた障害者スポーツの世界大会、ソチ冬季パラリンピックが16日、閉幕した。大北からは、アルペン座位で出場した夏目堅司選手、谷口彰選手の2人が、地元からの声援を受け健闘した。
 大北勢が出場する最終日の15日は、大回転競技男子で1回目は夏目選手19位、谷口選手22位で完走。二回目は、夏目選手が16位に上昇。谷口選手は起伏の激しい難コースにコースアウトし、途中棄権となった。
 谷口選手の活躍を見守ろうと、同僚の相模組の社員ら約30人が、市内飲食店でライブビューで応援した。2回目の出走には妻の和美さんと2人の子どもも訪れ、遠く離れた地での父親の活躍に声援を送った。
テレマークスキー楽しむ 小谷村 てれまくり2015
 小谷村の栂池高原スキー場を会場にこのほど、バックカントリースキーの祭典「てれまくり2015」が開かれ、国内外から訪れた多数の来場者でにぎわった。
 「てれまくり」は、かかとを固定せず山歩きに適しているテレマークスキーと滑りまくりを組み合わせた同大会の造語。足の自由から生まれる滑りの楽しみを提供し、愛好家の輪を広げようと毎年開催している。
 会場には大手スキーメーカーなどが参加して、国内で最も早く次シーズン(2015)の新製品を展示。全国に先がけて行われる試乗会を体験しようと、早朝から多数の愛好家が来場してにぎわった。
絵本の重要性再認識 大町 児童センター子育てセミナー
 大町市児童センター(若林きみ子所長)で13日、子育てセミナー2014が開かれた。子育て中の母親など約20人が、本と子どもの発達を考える会代表の越高令子さんによる講演と、読み聞かせ、親子で楽しむ絵本タイムなどで、絵本の魅力や重要性などを再認識した。
 越高さんは、スマートフォンなどで利用できる子育てアプリなどの現状に触れ「身近で便利だけど、多用するのは心配。親子の関係が希薄になる」と警鐘を鳴らし「絵本は大人と子どもの良い関係を作るツール。子育て中の宝石みたいな瞬間を見逃さないで」と語りかけた。
「大町カルタ」作製 西小3年2組 市長に贈呈
 市立大町西小学校(梅牧力校長)3年2組は、総合的な学習の時間に調べた大町のいいところをまとめた「大町カルタ」を作製。13日には、B4サイズの原画を携え、大町市役所を訪問。牛越徹市長に製品3セットを贈呈した。
 「作ったカルタで大町のきらりを多くの人に知ってもらいたい」と手書きのイラストが施されたカルタが市長に手渡されると、市長は「すばらしいものをいただいた。せっかくなのでより大勢の人に見てもらえる機会があれば」と話していた。
キャベツを種まき JA大北中部育苗センターで作業
 池田町の転作田で園芸品目を主体に事業を行っている農事組合法人「グリーンファームいけだ」とJA大北はこのほど、大町市平のJA大北中部育苗センターでキャベツの種まき作業を行った。
 職員ら約10人が作業室内で種まき作業を行った。用意した大北地域の気候に合った寒玉系の種約4万2000粒を、培土を入れた専用のポットシートにまき、育苗ハウス内に移した。
 育苗センターで一定の大きさまで苗を育て、池田町内にある約1・3fのほ場に4月上旬ころ定植する。収穫は6月上旬から中旬の見込みという。
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