新村議12人に当選証書 松川 責任の重さ改めて認識
 任期満了に伴う松川村議会議員選挙の投開票から一夜明けた17日、当選証書の付与式が村役場2階講堂で開かれた。少数激戦を勝ち抜いた新村議12人が当選証書を手に、責任の重さを改めて認識していた。任期は平成30年3月24日までの4年間。
 同選挙は14人が立候補する少数激戦となり、現職5人、元職1人、新人6人が当選した。投票率は68・55lで初めて70l台を切った。
 低い投票率に4選を果たした平林寛也氏の表情は険しく「議会に対する関心が薄くなっている証拠。真剣に受け止めている。若い声を聞くなど議会改革をしっかりと進めていかねば」と危機感を募らせた。
 村選挙管理委員会の竹内岩雄委員長は「新村議に寄せる期待は大きい。村がこれまで以上に豊かに、発展するよう全力を尽くしてもらいたい」と当選証書を手渡していった。
 改選後初となる臨時会は25日に予定、正副議長選や議会構成の決定など行う。
多くの釣り人でにぎわう 大町市農具川でニジマス放流
 大町市内の河川を中心に管理、保全している北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)は16日、農具川にニジマスのサービス放流を行った。農具川の平木崎から社地区までの区画へニジマスが放たれ、多くの釣り人でにぎわった。
 同事業は、市内を流れる唯一の清流を大切にしていこうと毎年釣りの解禁日にあわせて行っているもの。ことし2月16日の解禁日は大雪となり放流を延期。同日に持ち越した。
 放流には組合員約30人が参加。上流から下流に向かい、約300`のニジマスを数bおき放すと、待ちわびた釣り人たちが早速川に糸をたらしていた。
料理と落語でふれあい 大町 高根町福祉ネット食事会
 大町市高根町の小地域福祉ネットワーク・たかね会(新津とし子会長、16人)は16日、ひなまつり食事会を高根町公民館で開いた。地域のお年寄りや自治会、民生委員ら約30人が訪れ、季節の料理を囲んでふれあい、落語の笑いで春を呼び込んだ。
 昼食で、会員が腕によりをかけて作ったちらしずしやいなりずしを振る舞い、席を囲んで季節の味を楽しんだ。午後には松川村を中心に活動する落語グループ・風まんだらが登場。臨場感あふれるしぐさと語り口で披露されるネタに、会場は笑いで満ちた。
剪定作業に精出す 池田町のバラ愛好会
 池田町の住民有志でつくる「バラ愛好会」(村端浩代表)は15日、年始めの作業を渋田見のバラ園で行った。会員10人余りが参加し、残雪の北アルプスを仰ぎながら、作業に精を出した。
 バラ園には約180本のバラが植えられている。会員らは、一本一本枝振りを確かめ、剪定(せんてい)作業を丁寧に行った。6月の開花を願いながら、和気あいあいと作業を進めた。林中から参加した40代の女性は「教えてもらって勉強になった。この眺めが何よりのごちそう。剪定したバラが咲くのが楽しみ」と話していた。
 発足4年目を迎える同会は、東山山麓の遊休農地を活用して1fのバラ園を運営。町の景観づくりや憩いの場づくりに取り組んでいる。ことしはバラと他の花のコラボをめざす。
しなやかな演技披露 新体操松川ペパーミント・ベル

 松川村を拠点に活動する新体操クラブ「松川ペパーミント・ベル」は16日、演技発表会を松川中学校体育館で開いた。ことしは発表会開催15回目の節目の年。「刷新」をテーマにそれぞれが新たな姿に挑戦した。これまで連日にわたり積み重ねてきた練習の成果を発揮し、満身の演技で訪れた約200人の観客を魅了した。
村づくりへの提案 小谷流村おこし塾が閉講
 小谷村の「小谷流村おこし塾」がこのほど閉講した。地域や世代・分野を超えて集まった、村おこしに熱意のある塾生が、4月から9回にわたる講義やワークショップで自分たちのふるさとを活性化する意義と手法について学びを深めた。
 最終回では法政大学現代福祉学部・福祉コミュニティ学科の図司直也准教授の講義が行われ、松本久志村長から塾生に修了証が手渡された。
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3月の一覧

2014年3月18日(火)付