中学生18人台湾ルーカンへ 松川 国際交流事業の第一陣
 松川村と友好都市提携を結ぶ台湾ルーカンに、青少年国際交流事業の第一陣として訪問する松川中学校2年生18人の激励会が20日、村役場2階講堂で開かれた。生徒たちは、平林明人村長の激励に気を引き締め、初となる海外研修に期待を膨らませた、
 平林村長は「体調を崩すことなく、元気に楽しんできてもらいたい。(ルーカンへの中学生派遣事業を)継続していくためにも、ルーカンでの体験を後輩たちに伝えてもらいたい」と激励した。
ポンプ車消火活動の要に 小谷村消防団へ引き渡し式

 小谷村は18日、村消防団への消防ポンプ車引き渡し式を村役場で開いた。地域に根差した消火活動の要として配備され、住民の安心安全に活用される。
 ポンプ車は第3分団の車両が購入から約20年経過し、老朽化したのに伴い、村が2000万円をかけて更新した。排水機能や保温機能の強化による水の凍結を防ぐ寒冷地仕様。放水能力も向上している。
受験生に笑顔の春 県立高校の合格発表

 県内公立高校の平成26年度後期選抜試験の合格発表が20日、一斉に行われた。小雨の降るなか合格番号の確認に訪れた受験生に、笑顔の春が訪れた。県内では全日制・定時制あわせて1万1522人、大北・安曇野は8校で660人が合格した。
 各高校では、午前8時半ころに玄関に合格者番号が張り出された。合否確認に訪れた受験生の親子や友人同士が自分の番号を見つけ、肩を抱き合ったり安堵(あんど)の表情や目に涙を浮かべ、合格の喜びをかみしめていた。
図鑑で調べるきっかけに 大町図書館 雌雄のフキノトウ展示

 大町市の市立大町図書館(伊藤悦男館長)に、雄株・雌株のフキノトウの鉢植えが展示され、来館者らの関心の的となっている。
 「春の訪れを告げるフキノトウに、オス・メスがあるのは案外知られていないのでは」と展示。雄株はずんぐりとした丸みを帯びた形で、一つひとつの花も丸く黄色の花粉をつけており、一方の雌株はブラシ状に白い細かい糸のような花を咲かせる。
芸術文化の心豊かな村に すずの音ホールで25日まで 松川村美術会の設立記念展
 松川村の美術愛好家による松川村美術会は、すずの音ホールで始まった「第1回設立記念展」に合わせ式典を18日、同ホールで開いた。会員や来賓らが大勢参列し、会の前途を祝ってテープカットを行った。
 同会は有志らが村内の美術愛好家に呼びかけて昨年11月、絵画・彫刻・工芸・写真の4部門で設立。ことし1月に社会教育団体として認可された。会員は60〜90代までの49人。生きがいづくりをモットーに、撮影会やスケッチ大会、講習会、年に1度の展覧会などを行っていく。
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3月の一覧

2014年3月21日(金)付


福島へ義援金お礼の米届く 大町愛する女性の会社協に寄贈
 大町市を愛する女性の会(松澤郁子会長)は17日、昨年の映画「天に栄える村」上映会に寄せられた義援金を送った福島県天栄村から届いたお礼の米を、大町市社会福祉協議会に寄贈した。支援に取り組んだ福祉の心を広く伝えたいと思いを込めた。
 同会は昨年10月、福島第一原発から約70`離れた天栄村の農家からのメッセージを伝える長編ドキュメンタリー映画「天に栄える村」の上映会を開いた。原発事故で汚染された田畑を未来に引き継ぐために、復興に取り組む農家をとらえた作品で、参加者から募った義援金3万円を同村に送っていた。