人気キャラクター続々登場 春幕開け国営公園催し多彩
 冬季の観光シーズンが終わりに近づき、大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では21日、グリーンシーズンの幕開けとなる春休みイベントが始まった。連休中は、子どもたちに人気のキャラクターショーで親子連れを歓迎している。
 春休み期間は森の散策体験やキツツキの巣箱づくり、おやきづくりなどの自然や食、創作の体験ができる。公園では「春休みに、多くの子どもたちに園を訪れてほしいと企画しました」と話していた。
ポンプ性能や操作性向上 大町市消防団が新車両導入
 大町市消防団の消防ポンプ車両の交付式と安全祈願が20日、同市役所で行われた。車両は第一分団第4部に配備され、市街地を中心に防災活動や災害時に活躍する。
 交付式には、市消防団役員や第一分団員ら約10人が出席。吉竹行仁団長が相沢文人副市長から交付証を受けた。塩や酒で車両を清め、今後の安全な車両使用を願った。
 吉竹団長は「待望の車両交付で分団員も張り切っている。住民の期待に応え、魂を込めて大事に使っていきたい」、柳沢明第一分団長は「新しい車両がしっかり使えるよう訓練をがんばっていきたい」と話した。
パンジー地上絵春の訪れ 松川花咲きまつりきょうまで
 松川村の春の恒例イベント「まつかわ花咲きまつり」が22日まで、道の駅寄って停まつかわ駐車場で開かれている。1万5000株のパンジーでつくる干支の午(うま)の地上絵が春の訪れを告げ、花を囲んだ各種イベントに多くの人が訪れにぎわっている。
 会場は村内の花生産者が育てた色とりどりのパンジーで彩られた。東日本大震災被災地支援で東北地方の海産物や加工品の販売やミニSL走行などもあり人気を集めていた。
春彼岸不戦の誓い新た 大町常盤地区で戦没者慰霊祭
 大町市の常盤地区遺族会(伊藤昭会長)は21日、戦没者慰霊祭を同市常盤下一の慰霊碑供養塔で開いた。悲惨な戦争体験を語り継ぎ、不戦の誓いを新たにした。
 供養塔前には遺族や来賓ら30数人が訪れ、霊前に黙とうを捧げた。ことしは仏式で執り行われ、清水寺の住職が読経し、遺族らは焼香で、ふるさとと日本の国を守って散った霊の安らかな眠りを祈った。
 慰霊碑には、同地区から出征し太平洋戦争で亡くなった131柱がまつられている。春彼岸中日の「春分の日」に、1年ごとに仏神交互に、春の慰霊祭を執り行い、地元の戦死者を弔っている。
残り物で防災食 大町商議所 女性会が料理勉強会
 大町市の大町商工会議所女性会は18日、防災食の料理勉強会を大町公民館分室で開いた。災害時などで買い物に出られない・物資が行き渡らないときに、家にある品物だけで作れる料理を工夫した。
 災害時には身近な店舗で買えなかったり、直接の被害に遭わなくても大雪で流通が破壊されるなど、食材が手に入らない場合がある。いざという時を想定した料理を考えることで、身近な話題で防災意識を高めようと開いた。
響岳太鼓全国へ健闘誓う 松川の子供会が村長表敬
 松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会は、23日に福島県郡山市で行われる日本太鼓ジュニアコンクール全国大会に出場する。出発を前にした20日、メンバーたちは村役場を訪れ、平林明人村長に日本一をめざし健闘を誓った。
 出場するメンバーは小学5年生から高校3年生までの15人。全国優勝をめざし、悔いの無い演奏をしたいと抱負を表した。平林村長は激励金を手渡し、「みんなで応援に行くので、頑張ってきてください。楽しんで演奏を。期待しています」と激励した。
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3月の一覧

2014年3月22日(土)付