未就園児の成長祝う 白馬「なかよし広場」でお別れ会
 白馬村の子育て支援ルームでこのほど、未就園児の子どもたちが集団生活に親しむ「なかよし広場」の本年度お別れ会が開かれた。入園のため同所を修了する子どもたちに、スタッフが手作りの贈り物をして成長を祝った。
 プレゼントはスタッフからのメッセージの入ったかわいい写真立て。スタッフは「保育園に行っても遊びに来てね」と一人ひとりと会話しながら順番に記念品を手渡した。子どもたちはうれしい気持ちと恥ずかしい気持ちの入り混じった表情で受け取り、別れを惜しんでいた。

2014年3月26日(水)付


思い出詰まった園舎に別れ 大町市内の8保育園卒園式
 春の訪れを感じさせる陽気となった25日、大町市内の8保育園で一斉に卒園式が行われた。元気に成長した164人の子どもたちが、思い出がいっぱい詰まった園舎に別れを告げた。
 同市平のしらかば保育園では、男児9人、女児10人計19人の園児一人ひとりが中條薫園長から卒園証書を受け「いっぱい友だちを作りたい」「テストで100点を取りたい」などの意気込みを発表。大きく証書を掲げると、母親の元へ歩み寄り感謝の言葉とともに証書を手渡した。
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3月の一覧
地域に根ざした食育 小谷保「干葉のかす汁」楽しむ
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)はこのほど、本年度最後の食育の日の給食を実施した。「干葉(ひば)のかす汁」と「手作りこんにゃく」の伝統食を提供し、園児が昔ながらの地域の食文化にふれた。
 干葉は大根菜や野沢菜を天日干しした保存食。同村では冬場の貴重な青物野菜として昔から親しまれてきたが、最近では作る人が少なくなっているという。給食の前に食育集会が開かれ、保育士が調理前の干葉とコンニャクイモを園児に見せ、出来上がるまでの過程を説明した。
元NHKアナウンサーが指導
大町図書館 わかりやすく伝える話し方

 大町市の市立大町図書館(伊藤悦男館長)は22日、2階視聴覚室でボイストレーニング&朗読指導会を開いた。
 地域の人にスキルアップの機会を持ってもらおうと、同市に実家がある、NHK解説委員で元NHKアナウンサーの山ア登さんを講師に招き実施。読み聞かせを行うサークルや小中学校教諭など約60人の参加者が、わかりやすく伝える話し方の指導を受けた。
郷土の誇りかけ真剣勝負 小谷 ゆるキャラリンピック
 小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場を会場に25日、初企画の「第1回冬季ゆるキャラリンピック」が開かれた。地元小谷村の「たりたりOTARI」、白馬村の公式キャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」、八方尾根スキー場の「ラビーちゃん」「オヒョックリン」、大町市の「おおまぴょん」、松川村の「りん太&リンリン」ほか、県内外から15体のご当地人気ゆるキャラが大集合。
 スキー、スノーボードで一番早い滑走者を決める「雪上スポーツKING決定戦」、来場者参加型の紅白玉入れ・そり競技など、雪国ならではの環境を生かした楽しい競技が行われた。日ごろは愛嬌たっぷりでかわいい姿のゆるキャラたちが、郷土の期待と誇りをかけて、雪上で熱くゆるくない真剣勝負を繰り広げた。