お釈迦様の誕生祝う 大町市南原町 長性院で花まつり
 大町市南原町の長性院(藤井俊道住職)で5日、お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」が開かれた。幅広い世代の市民ら約100人が訪れ、花御堂にまつられた誕生仏に甘茶を注ぐ法要を通じて心を清め、明日への確かな一歩を刻んでいくことを誓っていた。
 法要後は音楽グループによる余興もあり、穏やかなひとときを過ごした。
 お釈迦様は約2500年前の4月8日、インド国境に近いネパールでシャカ族王子として生まれ、天は甘露の雨を降らせ、地は一面に花を咲かせたと言われることから、甘茶を注ぐなどお釈迦様の誕生を祝う法要を花まつりと呼ぶようになったという。
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4月の一覧
立山黒部アルペンルート全線開通16日に
「乗って楽しむ」8種類の乗り物

 16日の全線開通に向けた準備が着々と進む「立山黒部アルペンルート」。4日に行われた立山黒部貫光の営業再開準備取材会は、あいにくの雪模様のなか行われた。
 「立山ロープウエー」は、大観峰から黒部平の1・7`を支柱なしで結ぶ日本最長のロープウエーとして知られる。同日は、職員がゴンドラ上部に登り、日々の点検であるボルトの緩みやワイヤの磨耗具合などを慎重にハンマーでたたき確認する作業を行っていた。
上原の湯 おおまぴょんに歓声 感謝イベントきょうまで

 大町市の温泉入浴施設「大町市コミュニティセンター上原の湯」は、セイウン(埼玉県)による管理運営が1年を迎えた。節目を記念した感謝イベントが6日まで開かれ、同市キャラクターのおおまぴょんが登場するなど盛り上がりを見せている。
 おおまぴょんの登場やわたあめ、ポップコーンなどの提供もあり、子どもたちの歓声が施設に響いている。
一気に冬の装い小谷が雪化粧

 厳しい冷え込みとなった5日早朝、小谷村は5a以上の積雪があり、春から一気に冬の装いに。思いがけない降雪に住民たちは「タイヤの履き替えを急ぎすぎた」と。同村の本格的な春はもう少し先になりそうだ。

2014年4月6日(日)付


 春の風物詩「雪の大谷」を含む富山側のルート「立山有料道路」は現在除雪が進み、大谷〜室堂間を整備中。GPSを使い、道路のセンターラインを確認しながら、ブルドーザーやバックホーなどさまざまな除雪機械で雪面をカンナで削るように掘削するなど作業を急いでいる。
 同社ではことし、立山ケーブルカー開業60周年などを記念して、ルート内にあるケーブルカーやトロリーバスなど8種類の乗り物に「乗って楽しむ」ことも提案しようと、「乗り物カード」を製作。イベントに参加することなどでカードをもらうことができ、抽選でカードホルダーセットをもらえる企画も計画している。同社は「アルペンルートには自然を楽しみに来る方が多いが乗り物への乗車も楽しみ、より深くアルペンルートを体感してもらえれば」と話した。