今週末にも見ごろ 池田 陸郷山桜の開花宣言
 池田町陸郷の観光農園・夢農場(水野龍二社長)は14日、農場周辺に点在する無数のサクラ「陸郷山桜」の開花を宣言した。昨年より10日ほど遅い開花で、今週末にも見ごろを迎えそうだ。
 昨年は天候不順もあり、標高670bの中腹から上部にかけて咲きが悪かったが、今年は山肌全体がピンクがかるなど良好。長年、周辺の植栽や保全活動を続けている水野社長は「今年のサクラは期待できる。満足させられるのでは」と話す。
20年間の選手生活振り返る 白馬村 上村選手引退セレモニー

 白馬村の八方尾根スキー場兎平ゲレンデで13日、恒例の「白馬八方尾根スプリングフェスティバル&19th HAPPO ONE SUPER MOGUL CUP 2014」が開かれた。同村出身で今季で引退したモーグル選手・上村愛子さんをゲストに引退セレモニーとトークショーが行われ、大会では前走として華麗な滑りを披露。トークショーではおなじみの愛子スマイルを浮かべながら、20年間の選手生活を振り返った。
安協常盤支部が街頭啓発 50人参加安全運転呼びかけ
 春の全国交通安全運動(15日まで)にあわせて、大町地区交通安全協会の常盤支部(南澤秀夫支部長)は12日、地場の郷出入り口周辺で交通安全の街頭啓発活動を行った。会員や大町署員ら約50人が参加し、国道147号を利用するドライバーにのぼり旗や啓発チラシなどで交通安全を呼びかけた。
 会員らは、「飲酒運転撲滅」「スピード落とせ」などと書かれたのぼり旗を持って沿道に立ち啓発。ドライバーに「交通安全運動期間中です。安全な運転をお願いします」などと呼びかけながら安全運動のチラシやガムなども配り、交通事故がないように注意を促した。
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4月の一覧
春のゲレンデに水しぶき 鹿島槍スキー場 ポンドスキム開催
 大町市平の鹿島槍スキー場は12、13の両日、特別営業でウオータースライドセッションイベント「ポンドスキム」を開催した。シーズンの名残を惜しむ春のスキー場に、水しぶきがあがった。
 ポンドスキムは、ゲレンデの下に水を張り、百数十bの助走斜面からスキーやスノーボードで滑り込む趣向。海外のスキー場ではしばしばみられるイベントで、国内では珍しいという。
 春の暖かい時期ならではの趣向に、Tシャツ姿のボーダーらが挑戦し、MCのナレーションが場を盛り上げる中、360度回転するトリック(技)を決めたり、転んでおちゃらけるなど楽しんでいた。
囲碁対局通じ人間形成を 大町の推進協こども、初心者向け教室
 大町市のアルプス囲碁村推進協議会(西澤義男会長)の「こども囲碁教室」と日本棋院大町支部(宮尾永支部長)の「大人のための囲碁入門講座」は12日、開講式をアルプス囲碁村会館で開いた。
 囲碁のまちづくりを掲げる同市で、囲碁を通じた人間形成につなげようと開催。年に4・7・12月の3回、毎週土曜日に3か月程度のコースで囲碁教室を開いている。ことしは子ども33人、大人8人が参加。大町支部の会員が講師を務め、初心者は囲碁のルールや打ち方から、慣れてきたら対局を通じ、頭脳ゲームに親しんだ。
地域の守り神に参拝 大町大黒天石像境内で祭り
 大町市大黒町の市指定文化財・大黒天石像の境内で12、13日、大黒天祭が開かれた。地域の守り神として親しまれてきた歴史ある石像に、多くの参拝客が訪れた。
 大黒天像は160年以上前の嘉永5年に建立され、地域住民のよりどころとして親しまれている。のぼりで飾られた境内に参拝客が集まり、大黒天像に手を合わせていた。地元有志による大黒天福の会がまんじゅうや絵馬を販売し、参拝者の繁盛や多幸を祈った。近くの追分交差点公園では、大黒町商店会による「我楽苦多市」も開催。名物のシダレザクラも開花を待っていた。

2014年4月15日(火)付