看板で山火事防止呼びかけ 北ア南部消防署山道に設置 北アルプス広域南部消防署(相沢進署長)は、山火事防止の看板を池田町陸郷など、管内3か所の山道に近々設置する。同署では毎年、山菜採りや山桜見物など、入山の機会が増える時期を前に、看板の設置と交換を行っている。 設置する看板は縦70a、横45aの3本で、大北森林組合が材を提供。キツネとサクラの絵をあしらい、「守りたい 森の輝き 防火の心」と標語を掲げた。相沢署長は「山に入る機会が多くなるが、たばこのポイ捨てなどはしてもらいたくない。ことしは比較的雨が少なく乾燥している」と特に注意を呼びかけている。 |
未成年者の飲酒防止 北安曇小売酒販組合 大町駅前で啓発 大北地域の酒類販売店舗でつくる北安曇小売酒販組合(茨木政通理事長)などは17日、大町市のJR信濃大町駅で啓発を実施。通勤者や通学する学生たちに、ルールを守った健全な飲酒を呼び掛けた。 酒販小売店や酒造メーカー、大町税務署など十数人が、学生に声をかけながらポケットティッシュを配り、成年するまではお酒を飲まないように呼び掛けた。大人には飲酒運転をしないように声をかけた。おおまぴょん・くろにょんらキャラクターも登場し、注目を集めた。 |
「麻野だいまる」美麻PR 大町生徒考案のキャラクター 大町市美麻地区の美麻小中学校の生徒が考えた地域のキャラクター「麻野だいまる」君が17日、登場した。20日の美麻市など、地区内外のイベントに登場し、美麻地区をPRしていく。 1000年前の平安時代からやってきた農民という設定。同地区では平安時代から麻の栽培が盛んだったという歴史を背景に、朗らかでシュールな表情をしている。 昨年の9年生(中学3年生)が、総合的な学習の時間「美麻市民(いちみん)科」で考案したキャラクターのうちの一体。子どもたちの熱意を受け、美麻地域づくり会議が約50万円の予算で着ぐるみを制作した。今後は生徒たちの手ではぐくみ、学校運営協議会の一員として活躍する。 |
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ソメイヨシノに先がけ開花 北小谷菖蒲平 オクチョウジザクラ見ごろ ソメイヨシノの開花に先がけて、小谷村北小谷菖蒲平一帯で村指定の天然記念物・オクチョウジザクラが開花し、住民の目を和ませている。 オクチョウジザクラは東北から北陸の日本海側の多雪地帯に自生する、チョウジザクラの変種。花が横から見ると香料の丁字に似ていることから名付けられた。母種のチョウジザクラに比べ、花弁がより大きく、花径は2〜2・5aほどで、薄いピンク色が多い。 オクチョウジザクラは、多雪地に生えるため、幹の根元は曲がっているものが多い。厳しい冬を乗り越えてかれんに咲いた花は、近日中に見ごろとなりそうだ。 |
おじいちゃん先生と一緒に かえで保育園児 ジャガイモ植え付け 大町市相生町のかえで保育園児らは17日、園舎隣の畑でジャガイモの植え付けを行った。おじいちゃん先生こと西澤正夫さんの指導で、年少〜年長の33人が男爵の種芋約100個を植え、豊かな実りを願った。 同園では毎年、春秋の2回、大根やサツマイモ、キュウリ、トマトなどを育て、草取りなどの手入れや収穫体験を実施しており、ジャガイモの植え付けが園児らによる農作業のスタートとなる。子どもたちは頬に土をつけながら一生懸命にジャガイモに土をかぶせ「できた」と笑顔を見せていた。 |
2014年4月19日(土)付