統合視野に合同開幕式 池田・松川野球連盟 球春幕開け祝う
 池田町野球連盟(佐藤豊会長)と松川村早起き野球連盟(古畑元大会長)は20日、平成26年度早起き野球大会の初めての合同開幕式を松川村川西運動公園で開いた。連盟の統合を視野に、両リーグの選手たちが一堂に集い、球春の幕開けをともに祝った。
 両連盟はチーム数が減少するなか、昨年から合同で試合を行っている。ことしは両連盟から5チーム、合わせて10チーム約200人が出場し、総当たり1回戦で勝率を競う。池田が第45回大会、松川が第40回大会の優勝を競うほか、両リーグのトップを決める総合優勝も新たに設ける。
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4月の一覧
記念碑デザイン案決定 信大生がコンテスト
 「恋人の聖地」に参画する大町市は20日、鷹狩山に飾るモニュメントのデザインコンテストを市役所で開いた。連携する信州大学経済学部の学生6チームが地域振興策とともに提案し、ハートをモチーフに環境に配慮したデザインが採用された。9月末をめどに設置し、誘客や定住促進など地域振興に生かす。
 コンテストでは学生たちが事前に市内を取材し、デザインや企画をまとめてプレゼンテーション。恋にまつわる地域の伝承やインターネットによる情報発信などアイデアを発表した。商工団体や住民団体、観光産業の関係者らが審査にあたった。
 オープンカーニバルまちなかイベント会場となった大町商工会議所前では、春の交通安全推進キャンペーンも同時開催された。大北地域のゆるキャラ集合や県警音楽隊による演奏などに多くの家族連れでにぎわった。
 立山黒部アルペンルートは、16日の全線開通から20日まで5日間のトロリーバス乗車数は前年比4割増の約3万5000人と順調な滑り出しを見せた。特に外国人観光客が大幅な伸びを見せているという。
 トロリーバス開業50年、大町市制施行60年、合併10年の節目の年に、関係者たちは4年ぶりとなる100万人突破に期待を寄せている。
塩の道にホタル復活願い 小谷小児童が幼虫放流
 小谷村の小谷小学校4年生児童20人が18日、学校近くの塩の道公園の水路に、自分たちで育ててきたホタルの幼虫20匹を放流した。ホタルの名所として知られる白馬乗鞍で、保護活動に取り組むホタルの会が、かつて学校周辺でも見ることのできたホタルを復活させようと児童とともに取り組んでいる活動の一環。
 昨年から児童とともにホタルの餌となるカワニナが多数生息する環境作りとして水路整備を行い、白馬乗鞍でふ化した幼虫を放流したり、学校の水槽で幼虫の観察・飼育をしてきた。
春の日差しに優美な姿 白馬 ヒメギフチョウの羽化始まる

 白馬村の白河淳男さん宅の庭で飼育されている、村の天然記念物の「ヒメギフチョウ」の羽化がことしも始まった。飼育ケースの中で厳しい冬を乗り越えて、次々に羽化。チョウの好むカタクリや食草のウスバサイシンが植えられたハウスへと移され、春の日差しが降り注ぐなか、色鮮やかな羽を広げて優美な姿を見せている。
春観光シーズン到来 立山黒部アルペンルート オープンカーニバル
 北アルプスを貫き大町市と富山県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」で20日、オープンカーニバルが行われ、本格的な春の観光シーズンが幕を開けた。戦国時代の故事、佐々成政の冬の北ア越えを再現する武者行列などがあり盛り上がりを見せた。
 公募で集まった全国各地の31人で構成した武者行列。黒部ダムに向け大町温泉郷を出発した。鉄砲隊ややり衆など甲冑(かっちゅう)を身につけ行進する姿が観光客の注目を集めていた。武者行列には例年より多い58人から応募があった。佐々成政役は大町市議会の小林治男議長が務めた。
 黒部ダムえん堤では、くす玉割りや刀のつかを使った鏡割り、ダム上部の黒部平では雪中行進などあった。

2014年4月22日(火)付