大町で心癒やし笑顔を 温泉郷観光協福島の被災者招待 大町市大町温泉郷の宿泊施設や「白馬おじさんバンド」などでつくる「大町温泉郷スマイル倶楽部(中村豊代表)」と大町温泉郷観光協会は23日から、福島県で仮設住宅に暮らす被災者を「さくら祭り」開催中の温泉郷に招待している。 被災者は、東日本大震災や福島原発事故で被災した福島県飯舘村から故郷を離れ仮設住宅に入居している高齢者を中心とした78人で、4軒のホテルに2泊3日で分宿している。 |
塩の道通じ信越交流 糸魚川サボッテンの会 水仙街道視察 新潟県糸魚川市で花づくりの活動を行っている「花いっぱいの会」に所属する、根知地区の「サボッテンの会」(伊井妙子会長)のメンバーが22日、小谷村土谷地区の水仙街道の視察に訪れた。小谷村の地域おこし協力隊、集落支援員と、糸魚川市の中山間地域集落みまもり隊員との交流がきっかけで、塩の道を通じて昔から交流の深かった隣接市村の連携による、広域的な視点で地域づくり活性化につなげようと初企画した。 |
器彩る今昔の食卓風景 大町市内3施設で「しつらえ展」 大町市堀六日町の麻倉、上仲町のわちがい、八日町の塩の道ちょうじやで25日から、「大町のしつらえ展」が始まる。古民家を用いた3施設で、ゆかりのある古い食器や現代作家の作品を通し、今昔の食風景を表現する。 麻倉では「昔と今、出会いの工芸」と題し、江戸末期〜明治時代の食器約50点と、アンティークな和をイメージした現代作家9人の作品約100点がコラボ。当時の食卓の雰囲気を再現するため、照明は作品のランプのみ。現代に通じる古い食器と、古きを継ぐ現代の作品が一体となって並ぶ。 塩の道ちょうじやでは昔の暮らしをしのぶ資料としての食器を展示。わちがいでは、特別メニュー「しつらえ膳」を提供する。 |
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正しいルール身につけて 大町西小で交通安全教室 市立大町西小学校(梅牧力校長)は23日、校庭や周辺道路などで交通安全教室を実施した。正しい交通ルールを学び身につけることで、全校児童の交通事故防止につなげる。 約300人の全校児童が、市の交通指導員や大町警察署、大町駅前交番の警察官らが見守る中、学年ごとに分かれて歩行訓練や自転車での安全指導を受けた。 3年生は初めての自転車教室を校庭に作られた模擬道路を使って実施。交差点の渡り方やカーブでの走行、見通しの悪い場所での確認方法など、実技を通して安全な乗り方を学んだ。 |
「逸見文庫」お披露目会 池田町など各地に本寄贈 池田町は23日、同町出身の逸見睦子さん(大正15年〜平成23年)の寄付金により購入した児童図書「逸見文庫」のお披露目会を寄贈先の池田小学校で行った。2〜6年生188人が参加し、102冊の本がお披露目された。 逸見さんの親族は、遺産の全額を社会福祉事業に寄付したいという本人の遺言を受け、同町やゆかりのある松本市、東日本大震災の被災地など全国40か所に寄付を行っている。同町は3年目から毎年30万円の寄付を受け、本が好きだった逸見さんにちなんで図書を購入。町の図書館と児童館に「逸見文庫」を設置した。本はこのほか、町内の小・中・保育園にさらに100万円が寄付された。寄付は平成29年まで続けられる予定。 |
子どもたちの感性育てる 白馬 てぶくろの会が読み聞かせ 白馬村の子育て支援ルームで、同村の読み聞かせボランティアグループ「てぶくろの会」のメンバーによる、おはなしを聞く会が始まった。幼いころからの読書習慣で子どもたちの感性・情操を育て、すこやかな成長につなげる活動。小さな子どもでも楽しめる絵本の読み聞かせで、本に親しんでいる。 クイズ形式で子どもたちが大好きな動物を当てる絵本や、食育にまつわる絵本などを紹介。いっしょになって楽しむことが子どもたちの心を揺り動かし、イメージをふくらませていったようすで、熱心に聞き入っていた。 |
2014年4月25日(金)付