地域防災の要役割再確認 白馬、小谷村で消防団出初め式

 白馬村と小谷村で29日、消防団の出初め式が開かれた。定例表彰や分列行進で、団員らが気持ちを新たに、地域の防災の要としての役割を再確認した。

 白馬村ではウイング21で式典が行われ、団員150人が無火災祈念の黙とうなどを行った。分列行進では園児が拍子木を鳴らし、ビクトワール・シュヴァルブラン村男V世も法被姿で登場した。

 小谷村では、小谷小学校で式典が行われ、団長以下160人の団員が集結。定例表彰や黙とうが行われた。分列行進で、団員や消防車両、園児消防クラブ、婦人会らが行進。地域の守りを住民に示した。
シニアクラブ≠ノ改称 白馬村老人クラブ連が総会
 白馬村老人クラブ連合会は23日、村多目的研修集会施設ホールで平成26年度の総会を開いた。本年度の事業計画・予算を決め、会則の一部を改正し、会の名称を「白馬村老人クラブ連合会」から「白馬村シニアクラブ」に改称することが承認された。

 同会は50年にわたり老人クラブの名で美化運動、健康づくり、文化事業、地区内外の交流事業など多岐にわたる活動を展開してきた。近年、超高齢化社会に突入し元気な高齢者が増える中、老人という言葉は尊敬の念が込められているものの、名称に難色を示す声が多々あることから、クラブの重要性を再認識し、若年高齢者が加入しやすい雰囲気づくりにつとめることで組織強化をはかろうと改称を提案。満場一致で可決された。
春好天快音響かせ開幕 大町協会長杯ゲートボール

 大町市ゲートボール協会(平林操会長)は25日、第43回大町協会長杯ゲートボール大会を大町市運動公園陸上競技場で開いた。13チーム100人が参加し、春らしい好天のもと快音を響かせプレーした。
 同大会は本年度の開幕試合となる。一年間、さまざまな大会やゲートボール教室などで高齢者の生きがいと仲間づくりに取り組む。

労働者団結暮らし底上げを 大町で大北中央メーデー

 労働者の祭典・メーデーを控えた29日、「第85回大北地区中央メーデー」(大北地区メーデー実行委員会=連合長野大北地域協議会、大北地区労働組合会議)が、大町市のサン・アルプス大町で開かれた。労働者が団結し、格差社会の是正や安心できる社会づくりの実現などを誓った。
 同日は市町村職員や企業社員ら約200人が参加。「働く者の連帯で、『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」をメーンスローガンに掲げ、団結。メーデー宣言や「がんばろう」のコールで連携を深めた。
笑いで健康づくりを 大町岡谷のNPO腹話術講習

 県内外でボランティア活動に取り組む、岡谷市のNPO法人腹話術友の会は26日、腹話術講習会(大糸タイムス社など後援)を大町市総合福祉センターで開いた。人間と人形の掛け合いによる、笑いを通じた健康づくりの輪を広げようと、芸の技を紹介した。
 講座は同会が大町市の会員を通じて、腹話術の受講希望者が増えている事を聞き開講した。市内外の受講者約30人が同会の堀内一光さんを講師に、唇を動かさずにしゃべり、人形が話しているように見せる腹話術を学んだ。
伝統作物の種情報交換 池田町金の鈴生産部会
 池田町の農家らでつくる金の鈴生産部会(寺島孝代表)は25日、伝統作物の見直しと伝統文化を育てる「伝統作物の種普及会」を買い物支援の晴れるや市に合わせて、2丁目のスペースゼロで行った。初めての試み。組合員など7人が参加し、情報交換をしながら種を分かち合った。
 会染のゲストハウスで、固定種を育て増やす「種バンク」を運用する組合員の臼井朋子さん(49)が、1代交配種であるF1種と代々受け継がれる固定種の違いを説明し、種バンクの取り組みを紹介した。「土地に合った種を育てるので、肥料も農薬も少なくて済む。固定種は家庭菜園向き」と話した。種の保管方法や虫食いへの対処法など、参加者同士活発に意見交換した。
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4月の一覧

2014年4月30日(水)付