2014年５月３日付

働きやすい社会訴える　大町でメーデー大北集会

　労働者の祭典メーデーの１日、大北地区労働組合連合会は、第85回メーデー大北地区集会を大町市の大町文化公園で開いた。高教組や安曇総合病院、日本共産党や北アルプス民主商工会などから約１５０人が参加。信濃大町駅に向けてデモ行進し、労働環境の改善や平和をシュプレヒコールで訴えた。

人波作戦で交通安全　北安曇地方部大町市で啓発
　人波作戦で交通安全　北安曇地方部大町市で啓発　県交通安全運動推進北安曇地方部は「春の大北地域交通安全重点啓発事業」（６日まで）の一環として４月30日夕方、交通安全人波作戦を大町市の旭町交差点で行った。大型連休で、観光客の入り込み増加や春先で増える農作業車による交通事故を防ぐため、のぼり旗を掲げて沿道で交通安全を呼びかけた。
　啓発活動には北安曇地方事務所や大町署、大町地区交通安全協会などから約30人が参加。それぞれ「ゆっくり走ろう」「シートベルトは全席・全員着用命綱」など、交通安全に関する標語の書かれたのぼり旗を持ち、帰宅する車両などの通行の多くなった沿道でドライバーに注意を促した。

大町ダム周辺にも〝春〟　高瀬渓谷緑地公園の桜満開

　大町市平の大町ダム周辺・高瀬渓谷緑地公園の桜が満開を迎えている。山肌にはタムシバが咲き始め、シャクナゲやトクワカソウなど、季節の花々が人々を出迎えている。天候の良い日には北アルプスも一望できる。大町ダム管理所によると、大型連休中楽しめるという。
　大町ダム上の「ダム天端」を通って訪れることができるダム湖沿いの｢管理用巡視路｣では、シャクナゲがのり面約２㌶に開花。現在は３分咲きほどになっているといい、これからが見ごろ。

中綱湖の桜見ごろ大町市
　桜の名所として人気の高い、大町市平の中綱湖周辺に咲く桜が見ごろを迎えている。湖を囲むようにほぼ満開となり、色の濃淡が違う桜の木々が並び、春の息吹が感じられる景色を見ようと、観光客や写真愛好家など多くの人でにぎわっている。
　市立大町山岳博物館によると、中綱湖周辺の桜はオオヤマザクラや自生するヤマザクラなど。天候にもよるが、湖畔の桜はあと５日ほど楽しめるという。
　１日は、小雨が降ったり晴れ間がのぞいたりと天候が変わるなか、刻々と移り変わる表情を写真に収めようと早朝から県内外の写真愛好者たちがカメラのレンズを向けていた。

花と催し楽しむ　白馬五竜かたくり祭
　白馬村の白馬五竜かたくり苑のカタクリの花が見ごろを迎えている。花の見ごろにあわせ29日、白馬五竜観光組合と㈱五竜主催の「白馬五竜かたくり祭りとヒメギフチョウ」イベントが開かれた。県内外から多数の観光客らが訪れ、かれんな花とさまざまな催しを楽しんだ。
　同園は白馬五竜スキー場のふもとにあり、村花に指定されている希少なカタクリが、２㌶に20万株群生する場所として知られる。会場の斜面は一面がうす紫色に染まり、来場者を感動させていた。