初日の小谷村 3900人参加 塩の道祭り始まる

 かつて信州と越後の海陸の物資を運んだ古道、千国街道・塩の道を、小谷・白馬・大町の3市村をつないで巡る「第34回塩の道祭り」が3日、小谷村から始まった。近年人気のウオーキングイベントの先駆けとして、愛好家の裾野を広げてきた大北地域の春の一大イベント。初日の小谷村は3900人が参加。さわやかな五月晴れのもと、往時の面影を色濃く残す街道を自然に親しみながら歩いた。
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5月の一覧
湿原の春楽しむ 居谷里で自然観察会
 大町市教育委員会は3日から、自然観察会を同市平地区の居谷里湿原で開いている。参加者が見ごろを迎えたミズバショウや空中を舞うヒメギフチョウなど湿原の春を楽しみながら、自然環境に理解を深めた。
初回は市内外から参加した約20人が、市文化財保護審議会委員の倉科和夫さんを講師に湿原内を散策。ミズバショウの白い花や黄色いリュウキンカなどにカメラを向けながら、説明に聞き入っていた。
全国一斉に憲法考える日本青年会議所 大町で講演や劇
 
 日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会(山本篤司会長)は憲法記念日前日の2日、「全国一斉!国民による未来創造プロジェクト」を大町市のサン・アルプス大町で開いた。全国47都道府県で一斉に初めて開いたもので、「〜この国のあるべき姿を描こう〜けんぽうって一体ナニ?」と題して、講演や劇が行われた。約200人が来場し、憲法のあり方について理解を深めた。
17チームの熱戦始まる 大町ソフトボール開幕

 大町ソフトボール連盟(島田剛志会長)の平成26年度早起きソフトボールリーグ戦(37歳以上)が3日、開幕し、同連盟登録17チームによる熱戦が始まった。快晴の空の下、グラウンドには早速、選手たちの活気ある声が響き、球春の到来を告げた。
自転車正しく乗ろう 大町東小で交通安全教室

 大町市の市立大町東小学校(鈴木桂子校長)は2日、校庭と周辺道路を使って交通安全教室を開いた。正しい交通ルールを学び身につけることで、全校児童の交通事故防止につなげる。
 全校児童222人が、市の交通指導員や大町警察署、社駐在所の警察官らが見守る中、安全確認の方法や自転車の乗り方などについて学年ごとに校庭や公道で実践。いつでも安全な行動が取れるよう指導を受けた。

2014年5月4日(日)付