向学心旺盛な63人 シニア大学大北学部入学式
 県シニア大学大北学部(学部長=小松仁大町保健福祉事務所長)は8日、26年度入学式を大町合同庁舎で開いた。大北各地から集った60歳以上の受講生が、地域に根差した講座で社会参加のための人生の学びを深める。
 本年度は第35期の新入生男性27人、女性36人の63人が入学。34期からの2学年在学生は39人で、合計102人で学ぶ。新入生の平均年齢は67・5歳、最高齢は男性77歳、女性78歳。2年間で仲間や生きがい、健康づくりを図り、老後の地域での活躍につながる幅広い分野で学ぶ。
歴史ある施設でライブ おおまち春の音まつり
 大町市内外の音楽愛好家でつくる「ピースフルガーデン」は6日、ライブイベント「おおまち春の音まつり」を塩の道ちょうじや(旧塩の道博物館)で開いた。地域に根付いた街中心部の歴史ある施設で、住民に音楽と親しんでもらおうと初めて企画した。
 ライブには地元ミュージシャンらでつくる「Da Rue」や、市内イベントに参加経験がある「YOSSY LITTLE NOISE WEAVER」が出演。来場者約40人が築約130年の町屋の建物で、いろりを前にギターの音色や歌声などを楽しんだ。
五月晴れ北ア山麓に快音 池田で中信マレット大会

 中信地区マレットゴルフ連盟(中島睦会長)は4日、第34回中信地区大会を池田町アルプス広場で開いた。中信各市町村から約160人が出場し、五月晴れの北アルプス山麓に快音を響かせた。
 選手たちは36ホール、パー144のストロークプレーで試合を展開。仲間たちと和気あいあいと会話を弾ませながら、県内屈指の難度を誇るコースに苦戦しながらも、プレーを楽しんだ。
青空に快音響かす 大糸杯ゲートボール大会

 大町市ゲートボール協会(平林操会長)は8日、第22回大糸タイムス杯ゲートボール大会を大町市運動公園陸上競技場で開いた。好天に恵まれ青空に北アルプスが輝くゲートボール日和に、楽しく快音を響かせた。
 市内各自治会から13チーム95人が参加し、四角・三角のリーグで対戦。チームごとに息の合った頭脳プレーで競い合った。
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5月の一覧
歴史あるせぎ保全へ 白馬村青鬼 県内外ボラ作業に汗
 白馬村特産の紫米の栽培を手がけている青鬼地区でこのほど、地区住民とボランティアによる棚田のせぎ普請が行われた。県内外から多数が参加して、江戸時代に先人が農業振興のために開いた歴史あるせぎを保全する作業に汗を流した。
 同集落はかつて、開拓がしにくい土地柄だったが、先人のたゆまぬ努力でかんがい用水確保のためにせぎを完成させ、80余枚の棚田のある耕作地へと変わった。日本の棚田百選にも指定され、今では美しい農村の田園風景を求めて多くの観光客が訪れる。
 近年は村特産の紫米の栽培に集落あげて取り組んでいる。過疎高齢化から農地の荒廃が進み、住民独自では昔ながらの農村集落の原風景を保全することが厳しくなったことから、毎年ボランティアの協力を得て、棚田の維持管理が行われている。

2014年5月9日(金)付


親子で手作りこいのぼり 松川村図書館で工作教室
 松川村図書館は「こどもの日」にちなんだ工作教室をゴールデンウイーク中に随時開催。かざぐるまとこいのぼりを作った。来館した親子らが入れ替わり参加し、工作に親しんだ。
 職員の手ほどきで、セロハンと折り紙を組み合わせたかざぐるまを棒につけ、和紙でつくったこいのぼりに思い思いの顔を描き、かざぐるまに飾った。色とりどりの折り紙の中から、各自好きな色を組み合わせ、自分好みの作品に仕上げた。子どもたちは、早速かざぐるまを回して喜んでいた。母の日にちなんだ塗り絵付きのメッセージカードが手渡された。