2014年５月10日付

育児の不安解消子育て学ぶ　大町前期おはなクラブスタート
　大町市若宮町のはなのき保育園子育て支援室「たんぽぽ」で８日、０歳児子育て中の親を対象とした教室「おはなクラブ」の前期コースがスタートした。３～８か月の子どもとその親16組が約２か月、全６回の受講で子どもの発達や歯科、栄養、救急などについて学ぶ。
　初回は、ＮＰＯ法人女性健康支援ＳＡＮＢＡの会の宮﨑ひでみ代表を講師にベビーマッサージや体操など指導。首すわりやひとり座り、ハイハイなどの発達や母乳についての話を聞いて０歳児の成長に理解を深めた。

大町市　100㍍ライフル射場起工　県内３か所目　有害鳥獣駆除に期待
　大北地区猟友会（山口智也会長)は９日､同会が管理する大町市中山高原の大町総合射撃場で、１００㍍ライフル射場の起工式を開いた。大型の有害鳥獣駆除にあたる銃免許保持者の技能や利便性が向上し、安全な駆除作業や猟友会員の充実が整備によって期待される。
　整備される射場は的まで１００㍍の長さと５つの射台を備え、駐車場などと合わせ約６０００平方㍍。１００㍍級のライフル射場は県内３か所目となる。10月いっぱいには完成し、来年４月から利用できる。

高ボッチ高原の四季写す　池田かたせで上條さん写真展
　池田町滝沢の手打そば「かたせ」（片瀬登美男店主）で31日まで、塩尻市広丘原新田の写真家・上條英雄さんによる写真展「高ボッチ高原の四季」が開かれている。撮影のため長年、通い続けた同高原。確かな目と技術で写した自然美を披露している。
　古くから親交がある片瀬店主から、個展の開催を持ちかけられ快諾した。愛用の一眼デジタルカメラでここ３、４年で撮りためた写真のなかから厳選した13点を展示した。同高原の目前に広がる富士山の絶景や植物の表情など同高原の春夏秋冬の表情が並ぶ。

道の駅おたりが大健闘　スタンプラリーで総合９位に
　小谷村の道の駅おたりはこのほど、関東道の駅連絡会が関東地区１４７箇所の道の駅で実施した「スタンプラリー２０１３」で、利用者が選ぶ「好きな道の駅」ランキング総合９位に選ばれた。初のベストテン入りで、関係者は喜びに沸いている。
　スタンプラリーは道の駅の利用促進や各駅の知名度向上、駅同士の連携交流などを目的に15年前に始まった。収集したスタンプ数に応じて道の駅特産品等が抽選で当たるなどの特典があり、応募アンケートから利用者の好きな駅のランキングが集計されるシステムとなっている。