山に感謝森林保全を 松川村「山の日」に植樹祭
 松川村が独自に制定した「山の日」の17日、毎年恒例の植樹祭が同村馬羅尾高原の村有林で開かれた。村の未来を担う子どもたちや保護者など村民約120人が参加し、森林保全の大切さをあらためて認識した。
 村植樹祭は、何十年も続く恒例行事。同村は平成23年に毎年5月の第3土曜日を「山の日」と定め、山に感謝し、森林を保全することを考える機会としている。ことしは村政施行125周年も記念して同行事が行われた。
新緑の田園風景満喫 池田町北ア展望ウォーク 明日まで
 「美しい日本の歩きたくなるみち500選」認定コースを歩く「第7回いけだまち北アルプス展望ウォーク」が17、18の両日、池田町内で行われている。参加者は残雪の北アルプスを望んだり澄んだ空気を感じながら新緑のウォーキングを楽しんでいる。
 17日は、県内外から250人以上が参加。道の駅池田を発着点とした、道祖神をめぐる21`コース、北アルプスを望む15`コース、フラワーアレンジメントなども体験できる5`コースに分かれて町内を歩いた。
 参加者は、池田町ガイドマスターから町内の名所について解説を受けながら、イベントにあわせて展示された正科地区のかかしや八幡神社の舞台など同町の文化にも興味を寄せ、歩いていた。コース中盤の各所では、地元住民による豚汁やおにぎりなどのサービスも行われ、参加者を出迎えた。
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5月の一覧
全国目指しソフト熱戦 シニア県大会大町で開幕
 第28回全日本シニアソフトボール大会(長野県ソフトボール協会主催)は17日、大町市で開幕した。18日まで、全国・北信越大会への切符をかけて交流する。
 県内各地から21チームが参加。市内からは大町ソフト、常盤シニアの2チームが出場した。新緑薫るさわやかなソフトボール日和のなか、運動公園多目的広場、やしろ公園、平運動場を会場に、選手たちは元気な姿でバットを振っていた。
 優勝チームは9月に岐阜県で行われる全国大会、1位・2位のチームは6月に新潟県で開く北信越大会に、県代表として出場する。
大町の暮らしに触れて 県外から体験ツアー病院祭も
 大町市定住促進協働会議は17・18の両日、大町魅力体験ツアーの本年度第1弾「大町暮らし拝見ツアー〜はじめの一歩〜」を開いている。市内移住者の住宅見学や病院祭参加を実施。都会から地方への移住を望む希望者に、実際の暮らしに触れてもらう。
 魅力体験ツアーは、移住希望者に実際の生活をイメージしてもらい、移住実現につなぐねらい。3年目・計7回目の好評の企画で、これまで数組の移住者が実現している。2度目の参加者や、前回キャンセル待ちしたという参加者も多く、移住先としての関心の高さがうかがえる。
清潔感あるオオヤマレンゲ 池田松川給食センターで咲く
 松川中学校に隣接する池田松川学校給食センター正面玄関入り口のオオヤマレンゲが咲き始めた。センターが完成した平成25年に記念植樹したもの。花を目にするたびセンター職員たちは、安心安全な給食を提供するという使命を再認識している。
 入り口に植えられた1本のオオヤマレンゲ。白色の気品ある花が次々と顔をのぞかせている。例年、30輪ほどの花を咲かせ、2週間ほど楽しめるという。
 オオヤマレンゲは、モクレン科の落葉広葉樹で、同村が北限とされている。村内では有明山の中腹での生育が確認されている。
音楽の魅力体感 大町北高吹奏楽部 はなのき保育園で演奏
 大町市の大町北高校吹奏楽部は16日、同市若宮町のはなのき保育園で演奏会を開いた。年少から年長までの87人が高校生8人によるステージを楽しみ、音楽の魅力を体感した。
 生徒たちが約1か月をかけて準備した演目は、吹奏楽の名曲から人気アーティストの楽曲、アニメヒーローが活躍する寸劇や体操、ダンスを交えたもので、楽器の紹介や曲の解説なども行われた。テンポのよい司会進行で小さな子どもたちも飽きることなく、拍手を送ったり体でリズムを取ったりして聞いていた。

2014年5月18日(日)付