花で咲かせた笑顔′ァ知事賞 池田小4年生花壇コンクールで
 池田町の池田小学校4年生(32人)が育てた花壇がことしの学校花壇コンクール「FBC(フラワーブラボーコンクール)」の優秀賞・県知事賞を受賞した。「スマイルフラワー」と題した花壇デザインで、花できれいな笑顔を咲かせた。
 同校では学校全体で協力し、昨年秋に種まきや有機肥料による土づくりを行った。各学年がそれぞれ別の花壇を育てているが、毎年、4年生がメーン花壇を担当し、同コンクールに出品している。育てた花は、校内花壇以外にも同町総合福祉センター・やすらぎの里の花壇づくりや卒業記念プレゼントなどにも利用されている。
来場200万人を達成 立山黒部 雪の大谷ウォーク
 長野県と富山県を結ぶ山岳観光「立山黒部アルペンルート」にある、雪壁の谷間を散策する「雪の大谷ウォーク」イベントの来場者が23日、累計で200万人を達成した。記念イベントが行われ、200万人目となった台湾からの来場者に記念品が贈られた。
 同ルートは毎年4月から11月まで開通。雪の大谷ウォークは平成6年から始まり、平成21年に来場者100万人を達成。近年では台湾を中心としたアジア圏からの旅行者も多く、毎年20万人前後の観光客が訪れている。ことしの雪壁の高さは約13b、来月22日まで楽しめ、昨シーズンの23万人以上の来場を見込んでいるという。
安心、安全な町づくりを 大北防犯協会大町で総会
 大北防犯協会連合会(会長=牛越徹大町市長)総会は20日、大町市のサン・アルプス大町で開いた。関係者約80人が出席し、特殊詐欺被害防止などの本年度活動計画を決め、防犯功労者を表彰した。
 本年度は「みんなでつくろう安心の街大北」を統一スローガンに事業を展開。特殊詐欺被害防止強化策として高齢者宅の電話に留守番電話機能やナンバーディスプレー機能の設定を推進することや小学生の防犯意識を高めるため地域内小学校に委嘱されている「セーフティーリーダー」が地域イベントで啓発活動を行うことなどを盛り込んだ。
 地域防犯に尽力があった5団体、4個人を表彰、1個人に県防犯協会連合会の表彰が伝達された。
夏イベント向けフラム塾=@実行委が大町市役所で
 大町市の「信濃大町食とアートの廻廊」実行委員会(佐藤悟実行委員長)は22日、今夏に開催を予定しているイベントに向けた勉強会・第4回信濃大町フラム塾を大町市役所で開いた。新たに同イベントのサポーター団体「こずく隊」を結成。地域ぐるみで大町の魅力づくりに取り組んでいく。
 サポーターは、イベントに訪れた人への食のもてなしやアート制作の手伝い、事務局手伝いなど多岐にわたる活動に携わる。説明会には約20人が出席し、これまでの歩みや今後の活動計画を聞いた。
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5月の一覧
雪の中でまろやかに熟成 大町 薄井商店が埋蔵酒掘り出し作業
 大町市の酒蔵・薄井商店(薄井朋介社長)は22日、日本酒「白馬錦 雪中埋蔵」の掘り出し作業を行った。市内の雪原に1月28日に埋蔵、雪の中で約4か月間寝かせた原酒、1・8g瓶約3600本が、新緑に変わった景色の中に次々と掘り出された。
 同社は自然の雪を利用する埋蔵作業を、県内で最初の平成8年から行っている。雪の中は平均温度1度程度、湿度約90%で安定し熟成に好適。今回からより雪の多い場所に変わり、埋蔵する穴も広さ12×12b、深さ3bと大きく掘られた。掘り出し作業は松浦宏行杜氏ら同社従業員と、相模組、昭和興業のスタッフら約20人でクレーンを使って進められた。
ルーカン訪問写真で紹介 松川の中学生派遣事業
 平成25年度第1回松川村友好都市中学生派遣事業として、松川中学校2年生18人が台湾鹿港(ルーカン)鎮を訪問した様子をすずの音ホールで紹介している。
 教員、役場職員含む訪問団はことしの3月、同村と友好都市協定を結んだ台湾鹿港鎮を訪れた。公所(町役場)での歓迎会や現地の中学校での交流会・授業体験の様子、観光スポットなどの写真50枚を展示。生徒の和やかな表情や打ち解けた様子を伝える。記念品として贈られた小物や1畳ほどの「書」も併せて紹介し、「次は私たちがお迎えする番」とメッセージを添えた。

2014年5月24日(土)付