プロとの対局に興奮 大町囲碁村まつり始まる
 大町市制施行60周年、合併10年記念「第14回アルプス囲碁村まつり」(大町市やアルプス囲碁村推進協議会主催)が24日から2日間の日程で始まった。初日は大町温泉郷黒部観光ホテルを会場に、有名プロ棋士13人による指導碁が行われた。全国各地から約200人の愛好者が集まり、プロとの夢の対局に感情を高ぶらせた。
 二十四世本因坊秀芳や人気女流棋士の吉原由香里六段らプロ棋士が、複数人を相手に指導碁。参加者たちはプロの放つ絶妙な一手を体感し、頭を悩ませていた。
植栽や遊歩道整備 鷹狩山頂公園でボラ
 大町市を中心とした住民でつくるボランティアグループ「鷹狩山に展望公園をつくる会」(野村透会長)は24日、本年度最初となる市内鷹狩山の環境整備を山頂公園で行った。子どもからお年寄りまで会員ら約20人が本格的な入り込みを前に、山野草の植栽や遊歩道の整備などに汗を流した。
 山頂公園は北アルプスと市内を一望できる観光スポットとして、来訪者が年々増加。同会が観光客や住民に親しまれる公園づくりを図ろうと、遊歩道の延長や拡幅、植物園の造成などに取り組んできた。
園児とお年寄り花植え交流 大町くるみ保育園と栄町老人クラブ
 大町市栄町の老人クラブ栄寿会(鷲澤徳司会長)は23日、同地区内のくるみ保育園(青島美どり園長)年長児らとともに花植えを行った。地域のお年寄り20人と28人の園児が協力して作業を行い、プレゼント交換などで交流した。
 花植えは同会が「きらり輝く協働のまちづくり助成金」を利用して、4年前から交流を兼ねて実施。今年は約450ポットの赤・ピンクのベゴニアが用意され、地域内を飾るプランターへ植え込んだ。

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5月の一覧
県技能競技大会で入賞 池田 赤田工業の社員2人
 池田町会染の部品加工メーカー・赤田工業の社員2人が、このほど技能職の資格制度である国家技能検定を兼ねた平成25年度県技能競技大会で、優秀な成績を収めた。県庁で20日、表彰式が行われた。
 表彰されたのは、機械課門型班所属の後藤麦さんと、機械課NC班の渡辺朋岳さん。後藤さんは機械検査2級(学科・実技)に合格。加工した品物を測定し、速さと正確さを競う大会(実技試験)で2位の成績を収めた。入社8年目の渡辺さんは、数値制御旋盤1級に合格。旋盤の丸く削るプログラムを作り、加工する速さと正確さを競う大会で1位に入賞した。
筋力の限界に挑む 白馬村 Jr、マスターズ全日本大会
 日本パワーリフティング協会は24、25の両日、第33回ジュニア・第32回マスターズ全日本選手権大会を、白馬村多目的ホールで開いている。全国から集まった強豪選手83人が世界大会出場をかけ、北ア山麓を舞台に筋力の限界に挑んでいる。
 競技は性別、年齢、体重別の各カテゴリーごと、バーベルを担いで屈伸する「スクワット」、あおむけの状態で持ち上げる「ベンチプレス」、床から持ち上げる「デッドリフト」3種目の合計記録で順位を決める。
 初日は40歳以上によるマスターズ大会が行われ、筋骨隆々とした選手たちが仲間の声援を受けながら記録に挑戦。なかには200`をゆうに超えるバーベルを持ち上げ、大きな拍手を受ける選手がいた。

2014年5月25日(日)付


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