2014年５月27日付

桜並木でビュースポットを　白馬どんぐり地区　四ケ庄公園で植樹作業
　白馬村のどんぐり地区・四ケ庄公園でこのほど、オオヤマザクラの苗木の植樹作業が行われた。音楽の持つ発信力で白馬村の環境保全に取り組む、和田野地区の有志らでつくる｢片野坂栄子さんチャリティコンサートＩＮ白馬（チャリコンの会）」が中心となって展開している、桜並木で白馬にビュースポットを作る事業。
　国内外で活躍するソプラノ歌手、片野坂栄子さんのチャリティーコンサートを毎年白馬で開催、その収益で桜の苗木を植える活動を続けている。松川河川敷の整備を手がける中で、松川に近く、北アルプスの山並みと里山の景観が一望できる同所の素晴らしさを知り、同所でも植樹を始めた。

30人が熱戦繰り広げる　大町　大糸タイムス杯グラウンド･ゴルフ大会

　本社主催の「大町市制施行60周年・合併10年・体育協会創立60周年記念」第８回大糸タイムス杯グラウンド・ゴルフ交流大会（主管・大町市グラウンド・ゴルフ協会＝松本典久会長）は25日、市運動公園陸上競技場で開かれた。30人が出場し、男女別個人戦ノブ24ホールと、２人一組によるフォアサムの部16ホールを行った。

地域の発展向け決意新た　大町50年､白馬40年ＲＣ節目
　創立50周年を迎えた大町ロータリークラブ（ＲＣ）と、40周年の白馬ＲＣは25日、合同記念式典を大町市のくろよんロイヤルホテルで開いた。長年にわたる社会奉仕活動を振り返りながら節目を祝い、地域の発展に向けた決意を新たにした。
　大町ＲＣは昭和39年、松本南ＲＣをスポンサーに会員30人で発足し、大町北高校アジアアフリカ難民支援活動への支援、ジュニアサッカー大会の開催を通じた青少年の育成などを行ってきた。白馬ＲＣは49年、白馬、小谷両村をエリアに発足。地元高校生や留学生らによるスキー交流など事業を展開してきた。

小谷村の鎌池　残雪と芽吹き
　小谷村の鎌池にようやく新緑の季節が巡ってきた。同所は小谷温泉から湯峠へのなかほどに位置する、標高1190㍍の山中にある池。草刈り鎌の形をしていることから名付けられた。神秘的な池は樹齢200年を超えるブナの原生林に囲まれ、幻想的で自然豊かな景観が満喫できる場所として写真愛好家らの人気を呼んでいる。
　５月末から６月にかけては、冬の眠りから覚めたブナ林の新緑の芽吹きと雪が湖面を彩る。現在、池の周辺には各所に雪が残り、白と緑のコントラストが美しい。晴れた日には百名山の雨飾山を望む景観が楽しめる。

食と農･文化を学ぶ　新池田学問所｢わかな塾｣開講

　池田町公民館は22日、平成26年度新池田学問所「わかな塾」を開講した。食と農・食と文化・食の意味について学び、次世代につなげることを目的とした全６回の講座。約20人の塾生が受講し、「池田町を知る　池田町の歴史・文化」をテーマに学んだ。

園児と触れ合い観察　松川中　家庭科授業の一環で
　松川村の松川中学校（河手密校長）３年生は家庭科の授業の一環で、村内の保育園を訪れ、園児らと交流している。Ｂ組の34人は22日、南保育園を訪れ、幼児への理解を深めた。
　同学習は、幼児の発達や運動機能などを事前に勉強した上で、実際に触れ合い、観察することが目的。学習を踏まえ、次回は各園児の特徴に合わせた名札をプレゼントしたり、絵本の読み聞かせなどを行う。丸山直子教諭は、家族関係の在り方や幼児との関わり方にまで学習を深めていきたいと話している。