松川村民ルーカン訪問 出発新たな交流に期待
 松川村と台湾ルーカン友好都市提携1周年記念訪問旅行(松川村観光協会企画)が30日から4泊5日の日程で始まった。初の民間交流となる村民旅行は、梨子田公雄副村長を団長に31人が参加。新たに始まろうとする交流に期待を膨らませ出発した。
 訪問団一行は午前3時半、平林明人村長に見送られ中部国際空港へ。一路、台北に向かった。台湾の地を踏み、日本とは違った雰囲気に、旅行気分が一気に高揚した。初日は台湾第二の都市・高雄を巡った。
 ルーカン入りは訪問2日目の31日を予定する。ルーカン一大イベントのドラゴンボート大会に参加するなど6月2日まで観光含めた交流を楽しむ。3日深夜に帰国予定。
模擬議会で民主主義学ぶ ミャンマー大学生白馬訪問

 国の国際交流事業「JENESYS2・0」の一環で、民主化が進むミャンマーの大学生が、白馬村を訪れている。30日は村役場で模擬議会に参加し、日本の政治や選挙の仕組みなどについて村議会議員や村職員に質問を投げかけ、民主主義を学んだ。
 議場では民族衣装に身を包んだ学生たちが議員席に座り、理事者席の村議らに「村民の要望を議会にどう届けるのか」「議決事項を村民にどう伝えるのか」などと質問。村議らが「議員の一般質問や村民の要望書などで議会に届ける」「広報誌などを通じて村民に報告している」と答えた。
大町署 山岳遭難の男性救助 冷池・種池山荘の4人に感謝状

 今月1日に北アルプス爺ケ岳発生した山岳遭難で、遭難男性を救助した、冷池山荘支配人の望月一人さ、種池山荘支配人、原久訓さん、同山荘従業員、西牧浩一さん、冷池山荘従業員、柳清隆さんに29日、大町署から感謝状が贈られた。
 4人は遭難発生時、冷池山荘に勤務。吹雪などで天候不良のなか、宿泊予約をしていた単独縦走の愛媛県の会社員男性(55)が、午後7時ころになっても到着しないことを心配し、捜索を開始した。
白い小さな花見ごろに 大町市美麻 県天然記念物「静の桜」
 大町市美麻の県天然記念物「大塩のイヌザクラ(静の桜)」が見ごろを迎え、白い小さな花を控えめに咲かせている。
 ほぼ満開になった枝もあり、29日には細かな桜吹雪が風に舞い始めていた。近くに住む男性は「今が一番いい時。1週間ぐらいは楽しめる」と話す。
 静の桜は推定で800年ともいわれる風格ある枝ぶりを見せる。静御前が持っていたつえが根付き大木となったという伝説が残っており、周辺は公園が整備されている。敷地内には薬師堂もあり、年2回のお祭が行われている。
安全配慮し屋内運動会 大町のれんげ荘地域住民と交流

 大町市平野口の大北社会福祉事業協会・救護施設れんげ荘(坂田和美所長)は30日、運動会を同荘体育館で開いた。利用者ら約70人が安全な屋内で体を動かし、地域の住民や保護者、来賓らと触れ合った。
 利用者や地元の野口地区の住民らが白組と赤組に分かれて、パン食い競争やひもつなぎリレー、新たな競技の「今日の運勢」などで競った。玉入れ競技では、車いすや重度の利用者は動物にふんした職員が持つかごに玉を入れた。元気な利用者は来賓とともに通常の高さのかごに玉を投げいれ、ともに競技を楽しみ、白組が先制した。
歯磨きしっかりしよう 小谷保育園で教室

 6月4日から10日まで展開される「歯と口の健康週間」に先がけ、小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)でこのほど、歯科指導教室が開かれた。村の在宅歯科衛生士や保健師らが、園児にもわかりやすい楽しいパネルシアターを披露。歯磨きの大切さや磨き方を教えた。
 パネルシアターではおいしいものや甘いものを食べたあと、歯磨きをしないで寝てしまった主人公の口の中で、悪さをする歯のバイキンの怖さを紹介した。園児らはかわいいキャラクターに親近感を覚え、なぜ虫歯になってはいけないのか、虫歯のしくみと歯磨きの大切さを理解したようすだった。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2014 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

5月の一覧

2014年5月31日(土)付