家庭から物資回収 大町北高アジアフ運動
 大町北高校(麻田康彦校長)伝統の「アジア・アフリカ難民支援運動(通称アジアフ)」物資回収が5月31日、市内で行われた。市内の東側を中心に、生徒たちが各家庭から提供される物資を回収した。
 アジアフは、海外への支援物資として風呂敷を集めた「愛の風呂敷運動」がきっかけで始まった同校独自の活動で、ことし30年目を迎えた。集まった物資は生徒たちが仕分けし、マリ共和国への支援物資とするほか、7月19、20日に開催する文化祭「白樺祭」で行うバザーに出品し、物資の輸送費とする。
大きなイモになれ 大町 なかよし広場で苗植え
 大町市社公民館の未就園児親子を対象にした、なかよし広場は28日、公民館横の畑にサツマイモの苗100本を植えた。同地区社協の宮崎榮介副会長の指導で、シャベルを手にした親子が農作業を楽しんだ。
 5月の苗植えから10月の収穫、保育園と合同で行う焼きいも会までの恒例行事。この日は23組の親子が参加し、手や頬に土をつけながら、協力して苗を植え、秋の豊作を願った。
不審者から身を守る 松川小学校が防犯教室
 松川村の松川小学校(森本浩正校長、児童545人)は、防犯訓練を兼ねた防犯教室をこのほど行った。大町警察署生活安全課の須崎潤係長の指導で、防犯対策について学んだ。
 校内に不審者が侵入する設定で防犯訓練を行った。警察官が不審者にふんし校舎内に侵入した。発見した教員らが護身棒を手に距離をとりながら、押し問答を繰り返した。通報を受けて松川村駐在所の柳澤久所長が不審者を取り押さえた。安全を確認した後、児童らは速やかに体育館へ避難した。
 須崎係長が「自分の身は自分で守る」をテーマに講話。校内では先生の指示に従って安全に避難することや不審者を見つけたらすぐに知らせるように伝えた。登下校中不審者に声をかけられた時は距離をとる、逃げる、道を聞かれても答えない、などの対処法を教えた。
環境保全に役立てて 長野トヨペット 基金積み立てし寄付
 自動車販売会社・長野トヨペット(本社・長野市)は30日、「森林(もり)の里親」契約を結ぶ白馬村に寄付を行った。環境保全に役立てようと、村内でハイブリッド自動車を1台販売するたびに5000円を積み立て、平成25年度分1万5000円を贈った。
 同社は地域に密着した社会貢献や緑化活動を進めようと、平成21年に契約を締結。岩岳地区の森林24fの里親となり、森林内の下草刈りや藪払いなどを行ってきた。森林整備にとどまらず毎年、地区内のスキーイベントに協力し、地域との親睦も深めている。
貞逸祭に過去最多500人 白馬連峰で開山祭
 北アルプス白馬連峰の夏山シーズン入りを告げる白馬連峰開山祭、第48回「白馬岳貞逸祭」は31日、白馬村の猿倉登山口で開いた。過去最多の登山者や観光関係者ら約500人が参加が登山の安全を祈り、夏山シーズン到来を祝った。
 オープニングではアルプホルンの演奏で登山者を歓迎。安全祈願祭では関係者が山に向かい玉ぐしを捧げ、神事を行って登山者の安全を祈った。記念トレッキングでは、出発式でテープカットが行われ、登山者らが快晴の中でそれぞれ大雪渓や山頂を目指した。
松川村民ルーカン訪問 初日の宴 踊りの輪
 「寄れや、寄って来い、安曇野踊り」。台湾第二の都市の高雄市内レストランに、松川村が誇る安曇節の歌声が響き、踊りの輪ができた。
 台湾ルーカンとの友好都市提携1周年を記念した松川村の台湾訪問旅行団一行(団長=梨子田公雄副村長、団員31人)。滞在初日の30日夜、気の合う仲間との海外での宴は盛り上がった。
 訪問団の一人が安曇節を口ずさみ始めると、次第に声がそろい大きな歌声に。自然と踊りの輪ができた。外国人従業員までその輪に加わるなど松川の伝統民謡を通じ会場が一つとなり、大きな拍手であふれた。
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6月の一覧

2014年6月1日(日)付