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6月の一覧

2014年6月6日(金)付


黒部ダム駅 裕次郎の記念プレート 石原プロ徳重さんが除幕
 映画「黒部の太陽」への思いを込めた石原裕次郎氏の直筆をかたどった記念プレートが5日、関電トロリーバス黒部ダム駅構内に設置され、「21世紀の裕次郎を探せ!」グランプリの俳優・徳重聡さんらがセレモニーで除幕した。裕次郎が撮影時に使用していたヘルメットも初公開された。
 プレートは「生涯心残る日となる事であろう」と記された、横48a・縦32・5aの真ちゅう板。昭和43年春、映画公開初日の日記に記されていた一文で、昨年石原まき子夫人から贈られた直筆を転写した。除幕式では、徳重さんやくろよん50周年記念事業実行委員会、関西電力ら関係者がひもを引き、拍手で祝った。
日ごろの感謝込め清掃 池田工業高生徒会松川駅で
 池田町の池田工業高校(田村浩啓校長)の生徒会役員は3日、恒例の朝の清掃活動をJR信濃松川駅で行った。校風委員や駅を利用する生徒ら約80人が参加し、日頃の感謝の気持ちを込めて奉仕した。
 生徒らは駅のホームや駅舎、周辺の歩道などで、ほうきやトングを手に落ち葉やゴミを集めたり、ぞうきんでベンチや柱を磨くなど、短時間に集中して作業した。
 同奉仕活動は年に1〜2回行っている。校風委員長の村山大夢君は「普段皆が使っている駅なのできれいにできたらいい」と話し、自主的に参加した生徒は「大変だけど日頃お世話になっているから」と意欲的に取り組んでいた。
幼児とふれあい交流 八坂中2年たけのこ保育園で
 大町市の八坂中学校2年生はこのほど、八坂のたけのこ保育園で「幼児ふれあい体験学習」を行った。7人の中学生と8人の園児が「花いちもんめ」や竹馬、鬼ごっこ、かくれんぼなどで楽しく交流した。
 副担任で家庭科を教える高橋明日香教諭の指導で生徒たちは、幼児の成長や幼児期の人とのかかわり方などを学習。鬼ごっこではペアを組むなど、幼児への気遣いも見られた。次第に園児たちの緊張もほぐれ、園庭に笑顔が広がっていた。
絵を描きアートセラピー 松川小4年生親子で体験
 松川村の松川小学校4年ろ組の児童親子は1日、クラスレクリエーションをグリーンワーク松川で開いた。親子約50人が、絵を描くことで心を癒やす「アートセラピー」を体験した。
 アートセラピーは、表現活動を通してストレスの軽減につなげると言われるワークショップ。安曇野市穂高のステンドグラス&アートセラピーmauaの細萱えりさんが講師を務めた。
 自らのイメージを絵にする「自分のエンブレム(紋章)」ことで自分ではわからなかった心に向き合ったり、「どぶの中の絵」を描いて、あえて汚い色を使うことで心のストレスを吐き出すことなどを教えた。子どもたちは描いた絵を互いに見せ合って、気分をリフレッシュさせていた。
「山の日」制定イベントも
北安地事所 栂池高原で大北地区植樹祭

 県北安曇地方事務所などは5日、大北地区植樹祭を小谷村の栂池高原スキー場で開いた。県の「信州山の日」(7月第4日曜日)が制定されたことし、「みどりの少年団」の小学生や一般住民ら約500人が緑化活動などを通じて、山の自然に親しんだ。
 参加者はスキー場内の傾斜地約0・3fに、レンゲツツジやオオヤマザクラなど約800本を植えた。黄緑色の制服に身を包んだ少年団のメンバーたちが、土にまみれながら苗木を植え、成長を願って周りを踏み固めていた。
豊かな環境後世に 大町一中が農具川清掃
 大町市の市立大町第一中学校の3年生約100人は3日、農具川の清掃を行った。地域の豊かな環境を後世に残そうと、川の中のごみを拾った。
 平木崎の十二山橋から神栄町の薬師橋まで、約5`の範囲で活動。一中生は川の中に飛び込み、底に沈んだごみを拾い集めた。空き缶やビニール袋、中には座椅子の骨組みのような大きなものも捨てられ、軽トラックがいっぱいになった。
 同行事は、カワシンジュガイやホタルなどの貴重な生物がすめる環境を守ろうと、地元の農具川美化委員会と協力し、平成10年から毎年取り組んでいる。