イチゴ狩りに園児招待 松川村のかぼちゃやま農場
 松川村の観光農園「かぼちゃやま農場(梨子田文明代表)」はことし、おいしいイチゴを大勢の子どもたちに食べてもらおうと大北圏域の保育園年長児らをイチゴ狩りに招待している。13日には、大町市のしらかば保育園とくるみ保育園から47人の園児が訪れ、真っ赤に色づいたイチゴを口いっぱいにほおばった。
 農場では品種の異なるイチゴを1年を通して14棟のビニールハウスで栽培しており、この日は「章姫(あきひめ)」がたわわに実ったビニールハウスが園児らのために用意された。甘い香りが漂う中「見て!大きいの」「イチゴのトンネルみたい」とはしゃぎながら次々と口に運び収穫の喜びを味わっていた。
白馬高内にユリ定植 岩岳ゆり園が200本寄贈
 白馬村の白馬高校でコース制の野外活動授業を選択している、3年生15人はこのほど、岩岳ゆり園から寄贈されたユリの苗を、校内に移植する作業を行った。環境や自然について学びを深め、地域に貢献する活動の一環。
 ことし贈られたユリの苗は200本。生徒はレイアウトを考えながら正面玄関の花壇やグラウンドの周辺、昇降口付近など、校内のさまざまな場所に苗を植えていった。昨年植えたユリも茎数が増えたことから、株分けして新たな場所に移植する作業も併せて行った。花の開花は7月ごろの予定で、早咲きから遅咲きまでの種類があるといい、ことしも美しいユリの花が長期間楽しめそうだ。
信濃大町草木染め研究会 支援金活用し初の講習会
 大町市大原町の信濃大町草木染め研究会(太谷優子会長)は10日、県地域発元気づくり支援金事業として初の講習会を開いた。
 同会は農具川のアヤメを使った花染めを中心に、地域の植物で染める草木染の特産品化を目指して活動しており、昨年度までは市のきらり輝く協働のまちづくり助成金を活用し研究を行ってきた。現在会員は20人。
 会の生みの親で俵町の猪又毅さん(82)を講師に、美しい紫色を抽出するアヤメ花染め液の作り方を習い、上仲町の和食店、創舎わちがいの渡邉充子代表から商品へのアドバイスを聞き意見交換を行った。
誌上の友集い交流楽しむ 短歌誌「ヒムロ」大町で大会

 県内を中心に広く会員を持つ短歌誌「ヒムロ」の会員が一堂に集う「平成26年度ヒムロ大会」は12、13の両日、大町市大町温泉郷立山プリンスホテルで開いた。約80人が短歌を発表し、磨き上げた言葉を披露した。
 会員たちは練り上げた歌を発表し、選者が解説。よりすぐれた作品目指して互いに批評し合い、1泊2日の日程で交流した。普段は作品を通してのみの交流で顔を合わさない遠方の「誌上の友」と、じかに顔を合わせての親睦を楽しんでいた。
バラ園散策香り楽しむ 15日まで池田の愛好会が祭り

 池田町の有志らでつくるバラ愛好会は「第3回バラ祭り」を15日まで、渋田見の「ロッヂ赤い屋根」南斜面のバラ園で開いている。天気に恵まれた初日は開園と同時に多くの来場者でにぎわった。
 朝露にぬれた色とりどりの180本のバラが咲き誇る中、訪れた人たちは各バラの札に記された名前を珍しげに眺め、香りを楽しみながら園内を散策。北アルプスを背に、ハーブティーを飲みながら優雅なひとときを過ごしていた。
 祭りは午前10時〜午後4時。
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6月の一覧

2014年6月14日(土)付


心構え学び理解深める 大町市美麻小中学校 支援ボラ研修会

 本年度コミュニティ・スクールを開校した大町市美麻小中の美麻学校運営協議会はこのほど、初めての学習支援ボランティア研修会を校内ランチルームで開いた。
 コミュニティ・スクールは地域とともにある学校づくり≠目的とした学校運営形態を指し、保護者や地域住民などから構成され、運営に権限を持つ「学校運営協議会」が設けられることが最大の特徴。学習支援ボランティアは教諭らを助ける形で生徒・児童の学習支援を行う。