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2014年6月17日(火)付
夏空のもと駆け抜ける 大北陸上競技会 半世紀の節目 第50回大北陸上競技選手権大会(大北陸上競技協会主催)は15日、大町市運動公園陸上競技場で開いた。大北地域から多くの名選手を輩出した大会の半世紀の節目に、小学生から一般まで約350人が出場。夏らしい青空の下を駆け抜けた。 短距離・長距離のトラック競技や、走り高跳びや砲丸投げなどフィールド競技が行われ、選手たちは観客席の家族や仲間からの大きな声援を受け、全力を尽くしていた。 |
特選、準特選、佳作の24人 本社主催 家族の似顔絵コンクール表彰式 大糸タイムス社主催「わが家の笑顔・第30回家族の似顔絵コンクール」の表彰式は15日、大町市文化会館視聴覚室で開いた。特選、準特選、佳作の計24人を表彰。子どもたちの、家族への思いが込められた作品をたたえた。 式では、水久保節本社社長や審査員を務めた荒井泰三氏(小学校高学年の部)、西沢俊夫氏(小学校低学年の部)、内川三郎氏(幼稚園・保育園の部)から賞状や副賞などが手渡された。家族らからは大きな拍手がおくられ、受賞を喜んだ。 |
県外住民らと手植え 大町市美麻 わかたの棚田再生保存会 大町市美麻の「わかたの棚田再生保存会」はこのほど、藤地区の棚田で手作業の田植えを行った。愛知県や神奈川県などから約20人が参加し、17枚の水田約20eに苗を植え、昔ながらの田植えを体験した。 同地区では昭和60年ごろまで見ることができた棚田の風景を復活させようと始まった。地元に住む伊藤勝雄さんらが八坂・美麻地区へ山村留学する子どもを預かる都市住民らと話し合いを重ねて、平成22年ころから荒廃した棚田の復活に取り組んでいる。昨秋は、水田のあぜをイノシシに壊されるなどのアクシデントもあったというが、住民らと修復作業も行った。 |
大町西小の桜後世に 守る会がソメイヨシノ定植 大町市内の桜の維持・管理を行う「大町西小桜の木を守る会」(伊藤彰一会長)は14日、大町西小学校(梅牧力校長)の桜の木の植え替えを行った。市内有数の桜の名所を後世に残すため、若木のソメイヨシノを定植した。 同日は、グラウンド北東角に植えられた高さ約7b、直径1bの老木を植え替えた。作業には会員ら約20人が参加し、重機を使って根を掘り起こして樹齢約10年の若木を植樹。元気に育つようにと願いを込めた。 |
園児と触れ合い成長学ぶ 大町仁科台中3年保育園訪問 大町市の仁科台中学校3年生は家庭科の授業で、はなのき保育園を訪れ、園児たちと交流した。3年2組の生徒30人が、幼い地域の子どもたちと触れ合った。 生徒たちは年少から年長まで計6組のクラスに分かれ、お遊戯や手遊び、砂場遊び、シャボン玉などをともに遊んだ。 同校では幼い子どもたちの成長に関心を持ってもらいたいと、週ごとに各クラスが訪問していく。担当の徳竹優子教諭は「幼児と触れ合うことで、自分もこうして育ってきたと知ってもらいたい」と話した。 |
伝統ぼろ織り°Z術習得 小谷村で「織り姫養成塾」 小谷村と村の有志でつくる「小谷ぼろ織りの会」主催による織り姫養成塾が今月から、同村おたり名産館でスタートした。 ぼろ織りは昔の着物や野良着などの古布を細く裂き、はた織り機で織り込む昔ながらの伝統工芸。養成塾は、先人の生活の知恵から生まれた優れた伝統技術を、若い世代へ伝承する取り組み。年に2回開講し、短期集中講座で技術の習得に励む。 村内を中心に4人が受講。これまでに同塾を修了した修了生が指導をサポートした。織物の幅と長さを決めて縦糸を作り、筬(おさ)だし、巻き取りと、機織りまでの工程を伝授した。 |