2014年６月18日付

大町わちがい　伝統食材でおもてなし　｢お祭りご膳｣関係者が試食会
　「お祭り」をテーマに大町市の伝統的な郷土食の食材を用いて発信する取り組み「塩の道お祭りご膳」がこの夏、市内で行われる。伝統的な食文化を現代的なおもてなしに昇華し、魅力を市内外に発信する。17日、試食会・研修会が上仲町の創舎わちがいで行われた。
　「お祭りご膳」は、えごや塩いか、凍り餅などの昔から家庭やお祭りに用いられた伝統的な食材を活用した新たな料理を創出し、大町市ならではのご当地の「おもてなし」として提供・発信する企画。

園児も参加交流深める　白馬の特老ホーム　白嶺で運動会
　白馬村の特別養護老人ホーム白嶺（南沢裕子所長）で13日、「第18回白リンピック運動会」が開かれた。あいにくの悪天候で、廊下やホールを利用して屋内で実施となったが、利用者のお年寄りたちは体操やゲームを存分に楽しみ、家族や招待客らと楽しいひとときを過ごした。
　南沢所長の激励と、利用者代表の力強い選手宣誓で開幕。お年寄りたちは紅白に分かれ、気合いも充分に競技に参加した。
　しろうま保育園の年長児がお年寄りといっしょに競技に参加。お年寄りに水風船を配る早さを競う「おひとついかが」や、手をつないで交流するダンスなど、大いに盛り上がりながら異世代交流を深めた。

ゆったりとした時間過ごす　大町市　中綱湖でへら鮒釣り大会
　大町市平の中綱湖で15日、毎年恒例の「第14回中綱湖へら鮒（ぶな）釣り大会」（実行委員会主催・西澤清実行委員長）が開かれた。近隣や県内外から愛好者約90人が集まり、自然豊かな湖畔でヘラブナを追った。
　同大会は農林水産省が進めている、農村や山村などで自然や文化と親しむ「グリーンツーリズム」事業の一環として始まった。県内有数の美しさを誇る中綱湖をＰＲし、観光資源として生かそうと行われている。

特殊詐欺被害防止呼びかけ　池田防犯組合年金支給日あわせ

　池田町防犯組合・防犯女性部員などは13日、年金支給日にあわせた特殊詐欺被害防止の呼びかけを同町安曇総合病院で行った。県内の特殊詐欺被害が４月末現在で４億円を超え、県から「特殊詐欺非常事態宣言」が出されるなか、地域住民が詐欺被害に遭わないよう注意を呼びかけた。

1000号市の歩みふれる　｢広報おおまち｣ロビー展
　大町市の情報を発信する「広報おおまち」の発行１０００号を記念した展示が20日まで、市役所ロビーで開かれている。これまでの広報から、大町市の歩みにふれることができる。
　「広報おおまち」は、１町３村が合併して大町市が誕生した１年後の昭和30年７月から「大町市政だより」として発行を開始。31年６月から「広報おおまち」に名前を変更して発行を続け、ことし６月号紙面で１０００号を迎えた。
　ロビーには、これまで発行した広報のなかから、大きな出来事が掲載された号をピックアップして展示。昭和55年から56年の年末年始の豪雪や平成10年の市街地オリンピック聖火リレー、平成12年の黒部の太陽フェスタのイベントの様子などが見られる。

50回節目記念コンペ　大町大新田ゴルフ倶楽部

　大町市大新田町の有志を中心に活動している大新田ゴルフ倶楽部は15日、茅野市の鹿島南蓼科ゴルフコースで50回目となる記念のゴルフコンペを開いた。
　町内外から26人が参加。最年少は34歳、最高齢は77歳の参加者７組で快晴の中プレーを楽しんだ。
　同倶楽部は、町内住民の親睦を目的に、ゴルフ好きの仲間が集まり平成元年に発足。以来、年２回のゴルフコンペを開催し、今回50回の節目を迎えた。現在、約50人の会員がいる。