最盛期は数百匹が乱舞 池田町 28日から花見ほたる祭り
 池田町花見地区を流れる小川で今年もホタルの乱舞が始まった。暗闇の中、ユラユラと揺れるホタルの優しい灯が訪れた人を魅了している。「第16回花見ほたる祭り」は28日から。
 同地区有志でつくる「ホタルの里づくりの会」(丸山隆盛会長)によると、例年通り今月15日ころからホタルの出現を確認した。22日夜には40〜50匹の乱舞が見られ、ほたる祭り期間中(28日〜7月5日)に数百匹規模の最盛期を見込む。
 花見ほたる祭りは、同地区自治会が主催。小川北側の花見集落センターでは、地元住民による飲食の出店などがある。池田陶芸家十勇士の陶芸作品で小川までの道のりを照らす演出も予定している。連日、午後6時半から9時まで。
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6月の一覧

2014年6月25日(水)付


薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」 大北で高校生向け街頭啓発
 「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」に合わせ、大北地域の4高校で24日から、ヤング街頭キャンペーンが行われている。薬物乱用防止指導員が、高校生に薬物に手を出すことのないよう呼びかける。
 初日の24日、大町市の大町高校では大町保健福祉事務所職員や学校保健医らが、通学中の高校生にティッシュや啓発チラシを配り、呼び掛けた。26日まで各校で実施。28日には大町市常盤のカインズホームスーパーセンターで地域団体キャンペーンを行う。
大町市役所で啓発展示 男女共同参画週間29日まで
 6月23日から29日までの1週間は、「男女共同参画週間」。ことしは「家事場のパパヂカラ」をキャッチフレーズに、男性も女性もいきいき能力が発揮できる社会づくりを目指して広報している。市役所ロビーでは展示が行われ、男女共同参画の啓発や市内女性団体の活動を紹介している。
 同週間は、職場・学校・地域・家庭などで、一人ひとりが固定的な性による役割分担意識をなくして行動することが大切と、全ての人がパートナーシップを考える機会とするように呼び掛ける。
和食文化次代に継承 小谷村でしなの食大学開講
 県調理師会大北支部(海川重幸支部長)は24日、地域の食文化を学ぶ「しなの食大学」の本年度第1回を小谷村伊折地区の農山村体験交流施設ゆきわり草で開いた。ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」をテーマに、地域に根差した郷土食を取り上げ伝統文化の継承を目指す。
 初回は支部会員や住民約30人が受講し、技能指導部長の中牧美郎さんを講師に、日本の自然や歴史に培われた食文化を各家庭で伝える重要性を学習。ウドブキのおひたしや小谷温泉の温泉水でゆでたヨモギを練り込んだ草もちなど、地域ならではの料理に舌鼓を打ち、郷土食への理解を深めた。
マイマイガの被害防止を
白馬村の対策本部 駆除費補助や散布機貸し出し

 マイマイガの大量発生を受け白馬村は、地域を挙げた駆除を住民に呼びかけている。被害の防止を図ろうと対策本部を立ち上げ、自治会に対する駆除費の補助や薬剤散布用高圧洗浄機の無料貸し出しなどを行っている。
 補助金は10万円を上限に駆除費の3分の2を補助するもの。4月1日までさかのぼって適用する。公民館や防犯灯など公共設備の駆除が対象となる。「対策本部は「薬剤の効果がある幼虫のうちに対策できれば。少しでも数を減らし、来年の大量発生も抑えたい」としている。
ブラジルの音楽や踊り ちひろ美術館 夜のミュージアム
 松川村の安曇野ちひろ美術館は21日、開館時間を延長して「夜のミュージアムを楽しむ ブラジルの夕べ」を開いた。ブラジルの音楽や踊りの文化に触れながら、夜のミュージアムを満喫した。
 歌手の臼田道成さんによるボサノヴァライブコンサートには、約50人が参加。佐久市出身の臼田さんは、リオデジャネイロに滞在していた時のエピソードを交えながら、ギターで弾き語りをした。心地よいブラジルのリズムと音色が、夕暮れ時のミュージアムを包んだ。
 ブラジルのダンスとワークショップには子連れなど約20人が参加し、ブラジル人講師らの指導のもと、格闘技的ダンスや6月の田舎祭りにちなんだフォークダンスに挑戦した。