2014年６月26日付

職人の技術現場で体感　池工生　建築中の大町新校で実習

　池田町の池田工業高校建築科の３年生24人は25日、大町高校と大町北高校統合により28年度開校する大町新校（大町岳陽高校）の建築工事現場で実習を行った。建設業担い手の育成確保や技術者の就労促進など目的とした県のプログラムの一環として、県建設業協会大北支部と大町建設事務所が主催した。生徒たちは、実際の現場で体感した卓越した職人技に刺激を受けていた。

｢お友だちできますように｣　大町平公民館　ひよこクラブが七夕飾り
　大町市平公民館・女性未来館ピュアは24日、未就園児とその母親を対象とした親子教室、ひよこクラブの行事として七夕飾り作りを行った。36組の親子が色とりどりの色紙や星などでササを飾りつけ、七夕まんじゅうのおやつで祝った。
　しらかば保育園の年長児19人による歌や踊りで交流し、子どもの手形・足型をスタンプしたカニ・ペンギンなどのモチーフや、思い思いの顔を描き入れた織姫・彦星の短冊人形などを工作。小さな子どもたちもシールを貼るなど参加し世界にひとつの七夕飾りが次々に出来上がった。

地域の人と体験学習　りんどう幼稚園　ふれあい参観
　大町市平借馬のりんどう幼稚園（西澤弥恵子園長）は24日、地域の人らを講師に招いて実施する「ふれあい参観」を開催。未満児～年長までの35人とその保護者が体験学習を通してふれあい、楽しいひと時を共有した。
　さまざまな体験や地域の人との交流の機会を増やそうと昨年初めて実施。今年は安曇野市の中川翔さんによる運動遊びや、茶道表千家教授、田口正子さんが教える茶道、創作人形作家、横川照子さんによる古布細工の壁掛け作りなどに挑戦した。

ネット際の激しい攻防　白馬村で女子バレー選手権
　白馬村のウイング21を会場に23日、「第31回白馬村女子バレーボール選手権大会」（篠崎陽子大会長）が開かれた。村内の女性で構成する４チームが参加。日ごろの練習の成果を発揮して熱戦を繰り広げた。
　選手を代表しスイートポテトチームの太田美鈴さんが力強い選手宣誓を行い、試合が開幕。選手たちは全員バレーを合言葉に、鋭いサーブやスパイクを繰り出し、ネット際で激しい攻防を展開。選手の全力プレーに、観戦に訪れた応援団の家族から大きな声援が飛んでいた。

美化活動で地域に貢献　小谷　今井工務店が桜並木清掃
　小谷村北小谷の今井工務店（今井頌治代表取締役）は21日、同村道の駅おたり周辺の美化奉仕活動を行った。地域に根ざした企業の地域貢献活動の一環として、自社の安全大会にあわせて毎年実施。40人余が参加して、安全意識を高めるとともに一丸となって地域の環境美化に力を注いだ。
　美化活動を行っている場所は、道の駅に面した桜並木の街道。春には白馬青年会議所が中心となって行った「白馬山麓２００１桜満計画」で植栽された桜が咲き、緑あふれる景観は観光客らの目を和ませている。桜の管理が地域に委託されて以来、同社では周辺の草刈りなど整備を手がけ、景観維持に尽力している。

松枯れ対策の現状は　｢ミツバチからのメッセージ｣上映会
　大町市本通りのグリナーズビレッジは20日、「ミツバチからのメッセージ」の上映会とお話会を開いた。市内外から25人が参加し、農薬が及ぼす生態系への影響や健康被害について学んだ。
　映画は、国内で報告されているネオニコチノイド系農薬散布後のミツバチ大量失踪や人への健康被害の実態などを伝えた。ネオニコ系農薬空中散布の実態に詳しい八木聡さんが、同農薬を用いた松枯れ対策の現状や問題点について話した。