音楽を通じ交流深める 白馬、小谷3小学校 北部音楽会

 白馬村の白馬南・北小学校と小谷村の小谷小学校の3校の5、6年生児童による「北部音楽会」が25日、白馬村ウイング21を会場に開かれた。
 3校を代表し白馬南小学校の山崎吉彦校長は「音楽には同じ曲でも特性が出るもの。3校の子どもたちそれぞれが触発され学びあい、高めあう時間になればいいですね。良い歌声を響かせましょう」とあいさつ。児童は一流音楽家も公演する本格的な施設で、各校の特色を生かした美しい歌声を他校の児童や保護者、地域住民に披露した。

古代のロマン化石探し 小谷村青少年育成会が恐竜発掘隊

 小谷村青少年育成会と村公民館はこのほど、地元の子どもたちを対象にした「恐竜発掘隊」を開いた。同村は北小谷来馬で恐竜の足跡や水の中に住んでいたクビナガリュウの化石が発見されており、子どもたちに化石に親しんでもらおうと企画。多数の子どもたちが参加して「恐竜ハンター」として知られる大倉正敏さんを講師に、化石探しを楽しんだ。
 大倉さんは化石採集に詳しく、岐阜県で日本初のティラノサウルスの歯を発見した実績を持つ。村の恐竜足跡化石調査団にも参加している。

「南乃風」伝統を新校へ 大町高白嶺祭一般公開28、29日
 大町市の大町高校で27日、第67回白嶺祭が始まった。平成28年度の大町北高校との再編統合を控え、ことしはテーマを「南乃風」と掲げた。かつて「大町南高校」と呼ばれた歴史を振り返り、伝統を新校につなぐ。
 テーマは大町高校伝統の応援歌の「山岳部歌」の一節から取り、残り2回の白嶺祭の中で、「南健児」の意気と伝統を統合を前にもう一度呼び覚まそうという思いを込めた。
 初日は校内祭が開かれた。開祭式ではオープニングムービーの上演に続き、3年生有志による太鼓の演奏や、ペットボトルキャップ2万個を用いたステージバックのお披露目が行われた。仮装による市中パレードで市民に開催をアピールした。
お年寄りと園児が協力 大町たけのこ保育園で草取り交流

 大町市八坂のたけのこ保育園(若林きみ子園長)で26日、地域のお年寄りとの草取り交流が行われた。お年寄りたちは園児と協力して園庭の草取りをしながら交流、歌や手遊びの発表で楽しいひと時を過ごした。
 3年ほど前から毎年4〜9月の月1度、八坂内の6地区が巡回して実施。この日は舟場地区から11人が訪れ、草刈り機や手鎌などで梅雨の晴れ間に勢いを増した雑草を刈り取った。未満児〜年長までの9人が幼児用の一輪車で刈り取った草を集めるなど、額に汗を光らせていた。
白馬ハピアで入賞作品展 大糸タイムス主催 家族の似顔絵コンクール

 大糸タイムス社主催・第30回「わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクール」の入賞作品が27日から7月8日まで、白馬村のAコープ白馬店ハピアで展示されている。地域の子どもたちが表情豊かに家族を描いた力作114点が店内に並び、来店者の目を楽しませている。
 コンクールには、大北地域の保育園と幼稚園、小学校から2605点の似顔絵作品が寄せられた。クレヨンや色鉛筆、貼り絵などさまざまな画材を使って、子どもならではの感性で描かれた作品ばかりが集まった。

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6月の一覧

2014年6月28日(土)付


血管を若く保とう 新池田学問所が講演会

 池田町公民館の新池田学問所「みのり塾」「こがね塾」合同の講演会は24日、町公民館で開いた。池田町2丁目出身で現在、松本市の藤森病院院長の西牧敬二氏を講師に、「静脈を守って血管を若く保とう」と題した講演が行われた。町民ら約80人が来場し、静脈を中心とした血液循環機能から考える、足のむくみや冷えなどの症状の仕組みや改善方法などを学んだ。