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7月の一覧

2014年7月1日(火)付


ミニコンサートで歓迎 八坂野平ラベンダー祭り盛況
 大町市八坂野平のラベンダー園で28、29の両日、市制60周年・合併10年記念第6回「野平ラベンダー祭り」が開かれた。同地区に移住してきた住民のバンド「ゆくりりっく」によるミニコンサートなどで歓迎した。
 今回は2日間で過去最多の約500人が訪れ、花の摘み取りやラベンダースティック講習、ハーブ茶や竹の子汁の振る舞いなどの催しを楽しんだ。
 祭りは、住民が荒廃農地を再興して整備してきたラベンダー園を披露しようと6回目を迎える。年々取り組みも定着し、新たな名所として訪れる人も増えてきた。
牛越氏決意新たに 大町市長選の当選証書付与式
 大町市長選挙の当選証書付与式は30日、市役所で行われた。無投票で3選を果たした牛越徹氏(63)は当選証書を受け取り、決意を新たにした。
 付与式では、小林豊美選挙管理委員長が当選までの経緯などを踏まえ、牛越氏に証書を手渡した。小林委員長は「有権者はこれまでの施策を評価し、大町を託したのではないか。地方自治が厳しい中、市民の豊かで暮らしやすい未来ある大町市のためご尽力を」とあいさつした。
 牛越氏は定住促進対策の充実や受け皿となる働く場の確保、「子育て日本一」などを掲げ、無投票で3期当選。証書を受け取り、「改めて3期目を迎えた実感がわいた。きらり輝くおおまち実現のため、誠心誠意努めたい。無投票もあって、市民の継続という願いを背中に感じた。どう2期8年を集約し、成果に結びつけるか。(初登庁の)14日には初心に返って気持ちを切り替えたい」と決意を述べた。
楽しみながら外来種駆除 中綱湖 ブラックバス釣り大会
 大北漁業協同組合連絡協議会と大町市、市漁協連絡協議会は29日、ブラックバス釣り大会(大糸タイムス社後援)を中綱湖で開いた。県内外から参加した家族連れなど約90人が、ブラックバスやブルーギルの釣果を競い、楽しみながら外来種の駆除に協力した。
 関係者によると、木崎、中綱、青木の仁科三湖では、外部から持ち込まれたとみられる外来種の増加に伴い、モロコなどの在来種が絶滅。各業協が生態系を守ろうと、地引き網による漁や駆除に対する報奨金など、地道な活動を続けている。
劇団田楽座が記念公演 松川村すずの音ホール創立5周年

 創立5周年を迎えた松川村のすずの音ホールは、記念公演「歌舞劇団田楽座in松川」(すずの音ホール5周年イベント実行委員会主催)を28日に開いた。子どもからお年寄りまで約150人が来場し、節目のイベントで活気づいた。
無事故で登山楽しんで 白馬 とおみ尾根で安全祈願祭
 白馬村の褐ワ竜は28日、白馬五竜高山植物園上部の地蔵の頭で、「とおみ尾根夏山安全祈願祭」と「遭難者慰霊祭」を開いた。
 山岳関係者や観光関係者など、50人余が参列。同村、長谷寺住職の読経とともに、全員で焼香を行い、シーズン中の登山の安全と、遭難者の冥福を祈った。
 同所は遠見尾根を抜けて五竜岳山頂に至る登山コースとなっており、毎年大勢の登山客が訪れる。駒谷嘉宏社長は「無事故で多くの人に山を楽しんでもらうことが一番の願い。安心・安全の五竜で良いシーズンであるよう祈っています」と話していた。
登山道整備、マップ配布 小谷村に夏 風吹岳で山開き
 小谷村北小谷の風吹岳観光協会(中村勲会長)は28日、恒例の「風吹岳山開き」を開いた。小谷村の夏シーズンの開幕に県内外から80人余の山愛好家が集い、トレッキングを楽しみ、山頂で今シーズンの安全を祈った。
 開山にあたり、地元関係者は安全登山ができるよう登山道を整備し、見どころや登山の所要時間をわかりやすく記した手作りのマップを作成・配布し、登山者を歓迎した。参加者はマップを手にブナの新緑や登山道に咲く山野草を楽しみつつ、それぞれのペースで山頂を目指した。