グルメグランプリ5日から 大町で出陣式と情報交換会
 「北アルプス山麓 食のグルメグランプリ・スタンプラリー」(北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会主催)の実施を前に、参加飲食店や北アルプス山麓農畜産物ブランド認定品事業者が一堂に会した出陣式と情報交換会が3日、大町合同庁舎で開かれ、北ア山麓ブランドのさらなる浸透へ協力体制を確認した。2年目を迎える今年のグルメグランプリ・スタンプラリーは5日から10月31日まで。
 グルメグランプリ・スタンプラリーは、北ア山麓農畜産物ブランド認定品を使った特色あるメニューを提供し、大北地域の上質な農畜産物を発信していく。
村男V世くっきり 白馬 しろうま農場田んぼに
 白馬村神城の田んぼに、白馬村ゆるキャラ、ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世の絵柄と、白馬村の文字がくっきりとあらわれた。遊び心あふれる田んぼが、ドライバーや地域住民の目を楽しませている。
 田んぼは国道148号の飯森信号機の下にある。同村のティーエム・しろうま農場(津滝俊幸代表取締役)の若手スタッフが、夏の観光シーズンに白馬のPRにつなげようと昨年から始めた。ことしは農業体験で作物を育てる苦労や収穫の喜びを広く伝えようと、家族で楽しむ農場体験のイベントと連携して企画。多数の家族連れが頑張って植えた苗は日ごとに青さを増している。
集団的自衛権反対を掲げ 核兵器廃絶平和大行進大北入り
 核兵器の廃絶と平和を願い徒歩でパレードする「核兵器廃絶国民平和大行進」が2日、大北入りした。大北地域では延べ約160人が参加。集団的自衛権反対など平和への願いや原水爆の廃絶を訴え歩き、安曇野市へ引き継いだ。
 出発集会は大町市役所前で開かれ、参加者は横断幕を先頭に、核廃絶や平和を訴えるのぼりや看板を掲げてパレードに出発した。信濃大町駅や松川村すずの音ホール、池田町ハーブセンターなどを経由して、安曇追分駅まで歩いた。
2年ぶりリンゴオーナー 松川で開園式農家とふれあい
 松川村観光協会は29日、村内で収穫体験ができるリンゴオーナー制度の開園式を村役場で開いた。霜凍害で昨年中止し、2年ぶりとなる開催に、待ちわびたファンら県内外の43組がリンゴ農家と契約を結んだ。
 村内の観光農園・かぼちゃやま農場では家族連れなどオーナーたちが、「ふじ」の小さな実をつけた木に名前を書いたプレートを掲げ、成長を願った。イチゴ狩りの無料体験なども行われ、北アルプス山麓の農産物でオーナーをもてなした。
 オーナー制度はことし、新規の募集を行わず昨年の応募者を優先した。村内6農園がリンゴの木169本をオーナー制度に提供。ひょう害に見舞われたものの、味への影響は無いという。
茅の輪くぐり身を清める 池田八幡神社夏越の大祓式
 池田町の八幡神社(北原靖士総代会長)は30日、罪や穢(けが)れをはらい、家内安全や無病息災を祈願する「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)式」を執り行った。家族連れなど大勢が訪れ、身を清めた。
 境内に設けられた「茅(ち)の輪」を8の字を描くようにくぐる伝統行事「茅の輪くぐり」を行い、神官よりおはらいを受けた。古来の作法にならって、体についた罪や穢れ(気枯れ)を溶かし清める「清流形代(かたしろ)流し」が行われた。名前を記した形代に罪穢れが乗り移るように息を吹きかけ、境内の森に流れる川へと流した。水溶性の紙でできた形代は、瞬く間に水に溶けた。おはらいを済ませた人たちは、一様にすがすがしい表情を浮かべていた。拝殿で「昇り龍」の彫刻に触れて運気の上昇を祈り、「下の龍」に触れて幸運が降りてくるのを祈願した。

2014年7月4日(金)付


地域食材ふんだんに 食とアートの廻廊
ツアー客のもてなし料理

 大町市を会場に8月開催する食や芸術を通じた地域の魅力を発信するイベント「信濃大町 食とアートの廻廊」で、期間中に訪れるツアー客をもてなす、郷土料理メニューの考案と料理講習が3日、平公民館調理室で行われた。郷土料理を学ぶ市内の女性や同イベント実行委員会メンバー十数人が参加し、試案料理に腕を振るい、ツアー客に満足感を与える大町ならではの食を探求した。
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