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7月の一覧

2014年7月8日(火)付


舞台飾り「からくり狐」160年 大町堀六日町で節目の祝宴
 大町市の堀六日町の舞台を飾る「からくり狐」が今年、160年を迎えた。若一王子神社の夏祭りを間近に控えた6日、囃子(はやし)の稽古始めと併せ「からくり狐160年祭」を同町公民館で開いた。曳(ひ)き手や囃子手不足など祭りに対する熱が衰退化している中、からくり狐の節目の祝宴を通じ、同町祭り文化の歴史を再認識し、かつての活気を取り戻そうと初めて開催した。
 160年を迎えた今年は、市制施行60周年。町名にも入る「六」に縁を感じつつ、同町のお祭り実行委員会設立準備会(高木教男委員長)と囃子保存会(伊藤昭博会長)が160年祭を主催した。多くの住民が参加し、からくり狐を囲んだ祝宴を楽しんだ。
大町市観光大使9人目に 兵庫県立大学院客員教授の平林さん

 大町市は4日、同市北原町出身の兵庫県立大学大学院客員教授・平林克敏さん(79)を信濃大町観光大使に委嘱した。9人目の観光大使で、同日、委嘱状が牛越徹市長から平林さんに手渡された。平林さんは「講演などの機会に、自分の育った地元の環境、先輩方や自然から受けたものを伝えていきたい」と意気込んだ。
動物観察し描いた作品21点 大町山博で写生大会表彰式
 大町市の市立大町山岳博物館で6日、第59回中部ブロック動物園水族館写生大会の表彰式が行われた。ことし4、5月に同館付属園の動物を描き、入賞した子どもたち23人が表彰を受けた。
 同館付属園では今春、「付属園まつり」を開催。大北地域や安曇野市、県内外から来園した未就園児から小学生が付属園の動物を観察して描いた動物たちの絵画91点の出品があった。
 表彰式では、荒井今朝一教育長や宮野典夫館長から一人ひとりに表彰状や記念品が手渡された。
大北走る「国鉄色」 大糸線で臨時列車運行
 JR大糸線で5日、国鉄色の臨時快速列車が運行された。国鉄時代に特急列車として走行していた「国鉄色」の、肌色に赤色がデザインされた懐かしい全席指定6両編成の列車が緑の映えるグリーンシーズンの大北地域や安曇野を走った。
 大糸線では、松本駅―白馬駅を上り、下りそれぞれ1本ずつを運行。沿線には、夏の青々とした木々や仁科三湖などの景色とともに車両を写真に収めようと、多くのカメラマンや鉄道ファンが待ち構えていた。
 篠ノ井線では、長野駅―松本駅間で183系を運行した。
お互いの民謡を披露 松川、小谷の団体が交流
 松川村と小谷村の民謡団体が一堂に会した「北安民謡交流会」が5日、松川村のすずの音ホールで開かれた。両村5つの民謡会の約60人が参加し、お互いの地域に伝わる民謡を披露し、地域間交流を楽しんだ。
 交流会は、両村で交互に開催し、民謡を伝えていくため、昭和から数十年続けられている。
 同日は、開催地の松川村に伝わる「正調安曇節」を歌や伴奏、踊りの部門に分かれて練習し、地域の民謡を覚えた。「小谷小唄」や「信濃松川ふるさと音頭」など地元の民謡から、「会津磐梯山」や「十勝馬唄」など日本各地に伝わる民謡も含めた約30曲も演じられ、それぞれが三味線や尺八の音色を響かせながら、懐かしい歌や踊りをみせた。
頂点目指し熱戦 大町市民スポーツ祭
 市制施行60周年、合併10年を記念した平成26年度大町市民スポーツ祭夏季大会(大町市、市教育委員会、市体育協会主催)が6日、開幕した。ソフトボールやマレットゴルフ、弓道など17種目に総勢1250人の市民が出場。20日までの毎週日曜、頂点目指し熱戦が繰り広げられる。
 平成26年度市民スポーツ祭夏季大会は、ソフトテニス、ソフトバレーボール、ゲートボール、弓道、空手、マレットゴルフ、柔道、ミニテニス、剣道、バドミントン、ソフトボール、サッカー、女子バレーボール、グラウンドゴルフ、卓球、テニス、野球を種目に分館対抗を中心に争われる。