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7月の一覧

2014年7月16日(水)付


伝統のゲームで交流 大町北ア囲碁・将棋大会
 大町市の大町公民館(橋真由美館長)は13日、北アルプス囲碁・将棋大会夏季大会を大町市文化会館で開いた。中信各地から愛好者47人が参加。囲碁と将棋で交流を深めた。
 日本伝統のゲームを通して地域や世代を超えた交流につないでもらおうと、戦後間もない昭和23年から続く歴史を持つ大会。昭和53年から年2回に拡大し、夏と冬に開催。平成9年から市外からの募集を行い、いまに続いている。
街中アート「花の川」 信濃大町食とアートの廻廊 共同作業所とワークショップ
 大町市で8月に開く「信濃大町食とアートの廻廊」と共催の「原始感覚美術祭」で、街並みを彩る「街中アート」の作品を大町名店街で手掛ける作家の青島左門さんは15日、地元の共同作業所がんばりやさんの利用者と共同制作のワークショップを実施した。
 青島さんの作品は、天井一面に白い布に描いた絵をつり下げる「花の川」。大町を流れる水の豊かさを、川のように描いた花の美しさで表現していく作品。地面のアスファルトを彩る淺井裕介さんの作品「白線絵画」とともに、名店街の約120bを上下から飾る。
 アートの廻廊は8月9日から24日まで、計5人の作家が市内で表現する。
登山の安全と利便性向上 白馬八方池に至る木道新設
 白馬村の八方尾根自然研究路に今シーズン、石神井ケルンから八方池に至る木道が新設された。登山者の安全と利便性が格段に向上する。
 八方尾根一帯は中部山岳国立公園内にあり、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池まで行く八方尾根自然研究路は、眺望に優れ、高山植物の宝庫として登山者や観光客に高い人気を誇る。
 しかし近年、特殊な地質と多数の登山者による人為的原因などから、登山道の土壌侵食への影響が懸念されていた。このため地元関係者らが国や県に働きかけ、木道の補修整備が実施された。
地域住民と外来種駆除 北安中部漁協農具川でバス釣り大会
 北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)は13日、ブラックバス釣り大会を大町市の農具川で開いた。あいにくの雨模様ながら大人や子どもたち20人ほどが参加し、川に釣り糸を垂らした。
 同大会は、魚や水生昆虫などの在来種を食べ、生態系を脅かす外来種のブラックバスを地域住民とともに駆除しようと開催。多い参加者は数十匹を釣り上げるといい、効果的な駆除方法として年数回開いている。
 組合員は「ブラックバスを退治しなければ、アユなどの魚もいなくなってしまう。釣りで少しでも減らすことができれば」と話した。
存続向け魅力アピール 白馬高で「しろうま祭」
 白馬村の白馬高校の文化祭「しろうま祭」が開催され、12、13日の2日間、一般公開された。同校の存続に向け地域から大きな関心が寄せられる中、新たなしろうま祭をスタートさせる気持ちを込め「It's 笑 time〜起笑転結〜」をテーマに掲げ、多数の催しで村内外に広く白馬高校の魅力をアピールした。
 文化祭には白馬村のゆるキャラ、ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世が登場し、盛り上げに一役買っていた。
ルーカン紹介関心さらに 松川役場庁舎に展示コーナー
 松川村役場村民ホールに、同村と友好都市協定を締結する台湾ルーカンを紹介するコーナーができた。
ルーカンからのお土産品やこれまでの交流を収めた写真など展示した。村は「着々と進む交流を知ってもらい、ルーカンへの関心がさらに高まっていけば」と話している。
 同村とルーカンは昨年6月に友好都市協定を締結した。中学生の相互交流や村観光協会企画による訪問旅行の実施など交流が活発に行われている。ルーカン国民中学校生徒を中心とした関係者が8月1日から2泊3日の日程で来村する予定だ。