2014年7月19日(土)付


山背景にアジサイ映える 白馬 三日市場と堀之内で見ごろ
 白馬村三日市場と堀之内地区のアジサイが見ごろを迎えている。村内屈指のアジサイの名所で30種数千株のアジサイが咲き誇り、花三昧を展開している村内で、観光客らの人気を集めている。
 両地区では村内の「花の里づくり推進委員会」による、来訪者や地域住民が安らぎと癒やしを感じることができる地域づくり活動に賛同。集落総出でアジサイの里づくりに取り組み、花による地域活性化をめざし活動を続けている。今では花の時期に多くの人が訪れる名所となっている。
はじける笑顔と感動を 19日から公開 大町北高校で白樺祭

 大町市の県立大町北高校生徒会(馬渕勝生徒会長)の第65回白樺祭が18日から始まった。昨年に続いて、日程を夏休み前にずらしての開催。初日は開祭式や校内祭、全校イベントでの発表が行われた。一般公開は19、20日。
 ことしはテーマを「Happiness〜はじける笑顔と感動を〜」と掲げ、文化祭を通して全校生徒が喜びを分かち合い、来校者におもてなしを楽しんでもらいたいとの思いを込めた。
特産品のネット販売学ぶ 白馬高校生と関係者が勉強会
 大手IT企業・ヤフーと白馬村は18日、農林水産品の生産と加工、販売を一体化した6次産業に関する勉強会を村役場で開いた。白馬高校の生徒や地元農業関係者ら約40人が、インターネットを介した通信販売を学び、新たな特産品となる白馬らしい商品を考えた。
 勉強会では同社がネット上の店舗を介した観光情報の発信や新たな産業づくりによる若者の雇用促進などネット販売の利点を紹介した。受講者がソバやコメといった農産物にとどまらず、豊かな景観やスキーなど地元ならではの魅力を材料に商品の意見を出しあった。
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7月の一覧
地域に開かれた施設に 池田松川 学校給食センター見学・試食会
 池田松川学校給食センターは住民を対象にした見学・試食会をこのほど4日間の日程で行った。延べ100人以上が参加し、センターの取り組みや給食について理解を深めた。
 15日は約20人が参加した。栄養士の中村沙也加さんが、学校給食の目標や献立・調理面で心がけていること、アレルギー対応食などについて説明した。実際に調理している様子をガラス越しに見学したりDVDを見るなどして、センターの概要や給食ができるまでの過程を学んだ。
美麻の難関コースで熱戦 大町 学生ロードレース大会
 大町市美麻でこのほど、「大町美麻サイクルロードレース大会」が開かれた。起伏ある地形を利用した公道の特設コースで、断続的な雨が降り続くなか、全国の大学生ロードレーサーら約200人が走り抜けた。
 同大会は本年度8回目の開催を迎えた。ことしは大町市制施行60周年・合併10年記念を冠につけた「全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ第4戦」が行われた。大会の様子は、動画共有サービス「Ustream」でも実況中継が行われ、全国に発信された。
「逸見文庫」124冊お披露目 池田の会染小全校集会で

 池田町の会染小学校(荒井和子校長、児童250人)は16日、同町出身の故逸見睦子さん(大正15年〜平成23年)の寄付金により購入した児童図書「逸見文庫」をお披露目した。
 全校集会で124冊の本を紹介。図書委員長の縣茉奈美さんが「心から感謝申し上げます」とあいさつした。文庫の中からナイチンゲールやヘレンケラーの自伝を読んだ感想文を発表。「私も人をいたわる優しい人になりたい。たくさんの人に大切に読んでほしい」と述べた。