「海の日」山国でも水遊び
木崎湖POW WOW リニューアルイベント盛況

 7月21日は国民の祝日「海の日」。大町市は最高気温25度以上の夏日となり、家族連れなど多くの観光客が木崎湖に詰めかけ、海がない山国ならではの水遊びを楽しんだ。
 西岸の「木崎湖POW WOW(パウワウ)」では、旧海ノ口キャンプ場からのリニューアルイベントを開催、カヤックなどの無料体験に多くの来場者でにぎわった。子どもたちが湖上でオールを一生懸命漕ぎ、水しぶきを浴びながら元気な声を響かせた。
東京ソラマチでPR 大町市が観光キャンペーン
 大町市産業観光部観光課は18日から、東京スカイツリーで観光PRキャンペーンを行っている。人出の多い連休を含む24日まで、特設ブースで夏場のイベントや黒部ダムなどを紹介している。
 PRは「東京スカイツリーオフィシャルパートナー日本応援共同プロジェクト全国観光PR活動」ブースで初めて敢行。19日から21日の連休中は、集中的にPRを行い、観光課職員や大町レディースが全国各地から観光に訪れた人へ、大町市や黒部ダムなどの観光情報を詰め込んだクリアバッグを配布した。黒部ダムのキャラクター「くろにょん」も登場し、ブースを沸かせていた。
遭難事故防止呼びかけ
大北各地で登山相談所開設 「信州山の日」で盛り上がり

 北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は19日から、登山相談所を登山口など大北管内7か所で開設している。県の「信州山の日」制定を追い風に、例年以上の夏山シーズンの盛り上がりが予想されるなか、延べ約270人の隊員が8月17日までの期間中、遭難事故の防止を呼びかけている。
 大町市の柏原新道では初日、信濃大町山岳フェスティバル実行委員会が相談所の開設にあわせ、啓発文を載せたポケットティッシュを登山客に配布。登山計画書の提出など安全な登山を呼びかけながら、「山の日」制定にちなんだ山岳観光イベント「北アルプス夏遊びキャンペーン」の周知を図った。
見学会や土石流模擬体験 大町ダム 高瀬渓谷フェスティバル
 「森と湖に親しむ旬間」(7月21〜31日)にあわせ、大町市の大町ダムで19日、高瀬渓谷フェスティバルが開かれた。ダムや森林の役割に理解を深めてもらおうと、ダム内部の見学会や土石流の模擬体験など多彩な催しで来場者を出迎えた。
 イベントはダム管理所や国、県、市などの関係団体が「森と湖に親しむ旬間」実行委員会を立ち上げ開催。27回目を迎えたことしは、管理所の杉本利英所長による初めての勉強会を開き、全国でも有数の多雨地帯である北アルプス山上の環境を紹介、ダム設置に適した自然条件や治水の必要性をアピールした。
稽古の成果披露 池田で伝統の三道大会
 第52回大北地区青少年柔剣弓道大会(池田松川柔剣道愛好会、池田町弓道会主催)が21日、池田町の総合体育館や弓道場で開かれた。大北各地の小中学生や高校生ら約300人が出場し、稽古の成果を披露した。
 集中力を研ぎ澄まし一瞬の好機をうかがう鋭いまなざしは大人顔負け。各競技会場は緊張感で包まれていた。
 同大会は、八幡神社の奉納として柔道と剣道を競技種目に昭和37年から始まった。弓道が加わったことで、三道大会と呼ばれるようになった。武道を中心とし青少年育成活動の柱として継続している。
ホタル舞い飛ぶ川に 小谷小4年 塩の道公園の水路整備
 小谷村の小谷小学校4年生児童20人はこのほど、白馬乗鞍でホタルの保護活動に取り組むホタルの会の会員とともに、学校近くの塩の道公園の水路整備を行った。
 かつて学校周辺でも見ることのできたホタルを復活させ、ホタルの名所として知られる白馬乗鞍とともに、ホタルが舞い飛ぶ川にしようと取り組んでいる「ホタルプロジェクト」の一環。
 春の幼虫の放流、初夏のホタルかご作りに続く本年度3回目の活動。今回は水路の川底に、石灰石を敷く作業に汗を流した。
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7月の一覧

2014年7月22日(火)付