夏休みに胸膨らませ 大北の小中校終業式ピーク

 大北地域の多くの小中学校で25日、終業式が開かれた。終業式はこの日がピークで19校中13校が実施。児童生徒らは待ちに待った夏休みを迎えた。
 大町市の大町南小学校(手塚善雄校長)では全校児童349人が体育館に集まり、社会科で学んだ常盤地域のことや、宿泊キャンプなど3、5年生による1学期の思い出が発表された。手塚校長は「普段できないことに挑戦できる休み。進んで何かやることで宝物ができる」と呼びかけ、自身の子どものころの宝物を紹介した。
松本ー小谷間 北アへ無料送迎バス運行 三市村観光連絡会 特急運休で観光客の足確保
 大町市と白馬村、小谷村でつくる北アルプス三市村観光連絡会は25日から、高速バス松本―名古屋線に接続する、無料の送迎バス「北アルプス山麓アクセス便」を運行している。南木曽町の土石流により運休中の特急しなのに代わる、北アルプス山麓地域への観光客の足を確保するねらいだ。
 送迎バスは松本バスターミナルから、信濃大町駅と白馬駅を経由、栂池高原までを結ぶ1日1往復を運行。利用者は松本―名古屋線の利用者に限られる。8月8日までの運行を予定しているが、しなのの復旧が遅れれば延長する。
相道寺焼が新たな試み 池田 滞在型の体験施設が完成
 池田町の「相道寺焼」に、陶芸体験を中心とした滞在型施設「相道寺ふるさと体験村」が完成した。敷地内の古民家を農家民宿施設として改築、地元農産物を直売するログハウスも新設した。陶芸や農村の食文化を発信する相道寺焼の新たな試みが始まった。
 年間に1000人以上の日帰り陶芸体験を受け入れてきた相道寺焼。長期滞在することで、多くの陶芸工程を体験してもらいたいと、相道寺焼陶芸家の宮澤弘幸さん(49)が滞在型施設開設に向けた準備を進めてきた。
 農家民宿施設は、宿泊室や厨房、体験研修室などからなる。農家に古くから伝わる箱膳も味わえるなど地産池消など食体験メニューも用意した。
囲碁のまち≠ゥら全国へ 大町で初西小3年の北澤君
 大町市の大町西小3年生の囲碁アマチュア3段・北澤明良太(あらた)君(8)=高見町=は、29日から東京都で開かれる第35回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会全国大会へ市内から初出場する。「囲碁のまちづくり」に取り組む市から初の全国出場に、地域の囲碁関係者の喜びもひとしおだ。
 北澤君は15日にサン・アルプス大町で開かれた県大会の小学生の部Aクラスで準優勝。全国への切符を手にした。
 年長児の時に平成23年度の第10回ポン抜き大会で優勝。小学生から「こども囲碁教室」で囲碁を学び、著しく成長。第14回アルプス囲碁村まつりでは「五竜岳戦の部(初段)」で第3位の記録を持つ。
交通ルール呼びかけ 大町 やまびこ運動で指導所開設

 県交通安全運動推進北安曇地方部(北安曇地方事務所)は「夏の交通安全やまびこ運動」(19日〜25日)にあわせて23日、交通指導所を大町市常盤の上橋チェーンベースで開いた。ドライバーや同乗者に安全運転など正しい交通ルール順守を呼びかけた。
 啓発活動には、地方事務所や大町署、大町地区交通安全協会、大町ヤングドライバークラブなど関係者約50人が参加。ドライバーに「夏の交通安全運動期間中です。注意して運転してください」などと交通安全を呼びかけ、チラシやティッシュなどの啓発グッズを配った。
音楽やダンス楽しむ 松川 夕涼みコンサート

 松川村公民館は20日、恒例の「夕涼みコンサート」をすずの音ホールで開いた。50人以上が来場し、アルコールを片手に、夕暮れ時の音楽を楽しんだ。
 村社会教育団体のフラダンスサークル「ハーラウ フラ オ カ レイ ナニ」が涼しげな衣装で音楽に合わせて、優雅なステージを披露。長野市の「ぼ〜かるぐる〜ぷ音夢」がしっとりと透き通った歌声で、なじみの童謡を歌った。大町市の「影武者」によるシンセサイザーの音色が夕暮れのホールを包んだ。
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7月の一覧

2014年7月26日(土)付