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7月の一覧

2014年7月27日(日)付


漆と金箔よみがえる 県宝の大黒町舞台補修 若一王子神社例祭始まる
 大町市の夏の風物詩、若一王子神社例祭の奉納行事は27日まで、同神社や市内本通りで開いている。舞台曳(ひ)きそろえや子ども流鏑馬(やぶさめ)の神事が行われる。
 大黒町では26日、宵祭りを前に、大補修に出していた県宝の舞台をお披露目した。伝統の職人技術で上半部の金箔や漆塗りがよみがえり、神々しい雰囲気を放っていた。
 舞台は明治21年に松本市本町二丁目から譲り受けたもので、出窓や軒下に七賢人の彫刻があしらわれ、大国主命(おおくにぬしのみこと)の人形が飾られている。昭和62年に県宝に指定。老朽化が進み、昨年から40年ぶりの大補修事業を始めた。祭りを終えたら、下部の補修を実施する。
かご作りなど催し多彩 小谷で白馬乗鞍ホタル祭り

 小谷村の白馬乗鞍高原ホタルの郷でこのほど、第2回白馬乗鞍ホタル祭りが開かれた。昼はホタルかご作りや地元の特産品販売、夜は講演会やホタルの鑑賞など盛りだくさんのイベントが行われ、県内外から多数が来場してにぎわった。
 ホタルかご作りでは、昔ホタル狩りに使ったという小物作りを楽しんだ。麦わらをらせん状に編んで、素朴で独創的な形のかごを作っていった。
労災多発警報を発令 大町労基署 安全強化呼びかけ

 大北地域や安曇野市等(旧南安曇郡)を管内とする大町労働基準監督署(森孝行署長)は、相次ぐ労働災害の発生を受け、「労働災害多発警報」を発令した。前期に近年最多の死傷者数を数え、7月、8月を集中取り組み期間として、各事業所に安全強化を呼び掛ける。
ジャガイモほったよ 松川の北保育園年長児
 松川村の北保育園(北村弥生園長)の年長児44人は23日、村営農支援センターが管理する畑でジャガイモの収穫を行った。キタアカリを同園児らが春に植え付けしたもの。成長したイモを次々と掘り出し、収穫の喜びを味わった。
 同センターや村農業委員会、村生活改善グループ連絡協議会などから多数応援に駆けつけた。園児らは、くわが入り柔らかくなった土の中からイモを掘り出した。「あった!」「ちびっこ!」「見て豊作!」と歓声をあげながら、次々と袋に入れていった。
危険箇所看板設置を支援 高瀬LC 会染小PTAに寄付
 高瀬ライオンズクラブ(高瀬LC、伊藤慎一会長)は23日、池田町の会染小学校を訪れ、PTAに会費から捻出した2万円を寄付した。子どもたちの事故防止を図る、危険箇所への看板設置を支援する恒例の取り組みだ。
 PTAは毎年、児童にとって安全な生活環境をつくろうと、保護者らから寄せられた情報をもとに、見通しが悪い交差点や水路などをまとめ、注意を呼び掛ける看板を立てている。ことしは新設と更新合わせて5か所に設置。子どもたちが外出する機会が増える夏休みまでに設置したいとしている。
祭り前夜盛り上げる 大町市高見町 まつりばやしの夕べ
 若一王子神社例祭を前に25日、高見町で第14回「まつりばやしの夕べ」が行われた。宵祭りの前夜に、同町祭囃子(ばやし)保存会の子どもたちがお囃子(はやし)を街に響かせ、近づく本番に向け盛り上げた。
 子どもたちは横笛や太鼓を鳴らし、先輩たちから習ったお囃子のメロディーを奏で、訪れた地域の住民に披露した。舞台のからくり狐もかわいらしい姿で舞った。ゲストで堀六日町のお囃子も参加し、じまんのお囃子を聞かせた。