小中高生美しい文字競う 大町で県地区席書決勝大会
 美しい毛筆の席書の全国一を決める、第38回全国学生書写書道展(社・全国書写書道教育振興会主催)長野県地区席書決勝大会が7月30日、大町市の西公園体育館で開かれた。県内各地から予選を通過した小中高校生81人が集まり、これまでに積み重ねた成果を競った。
 同大会は文字文化の発展や伝承などを目的に毎年開かれている。楷書や行書などの書体で、それぞれの学年に出された課題に挑む。決勝大会は全国26か所で実施し、9月1日に東京で行われる中央審査への席書・公募作品出品数は1万数千点にのぼる。上位作品の一部は9月26日から、「ネット展」としてホームページで見ることができる。
両国の料理で交流 大町の子どもとベトナムの学生
 大町市子ども会育成連絡協議会は30、31の両日、次代を担う青少年を育成する「少年リーダー研修会」を木崎湖キャンプ場で開いた。市内の小中学生がベトナムからの高校、大学生と両国の料理などを通じて交流を深めた。
 参加者はたき火を使って協力しながら調理し、日本料理からてんぷらやカレー、ベトナム料理から揚げ春巻きや米粉の麺「フォー」などが紹介された。両国の料理がテーブルに並び、日本の子どもたちが本場ベトナムの味に「おいしい」と舌鼓を打っていた。

2014年8月1日(金)付


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8月の一覧
高森町で子どもたちと交流 小谷村青少年育成会 キャンプに参加
 小谷村青少年育成会の小学生がこのほど、下伊那郡高森町を訪れ、高森町が毎年実施している同町子ども育成会のキャンプ会に参加して子どもたちと交流を深めた。
 両町村は互いの地域の特色を生かし、夏は高森で、冬は小谷で次世代の子どもたちがスポーツを通じて交流を深めている。高森町民研修センター「森の家」をベースに、キャンプファイアや天竜川チューブ下りなどを体験した。
 高森側は冬に小谷でスキー体験をした子どもたちが多く、小谷の子どもと半年ぶりの再会を喜び、すぐにうちとけた。夜は全員で協力して食事を作り、花火やキャンプファイアを楽しんだ。
恒久平和への願いを込めて JA大北 広島へ贈る千羽鶴受託
 広島市で行われる平和記念式典にあわせて広島市の平和記念公園へ贈る千羽鶴の受託式が29日、大町市常盤のJA大北ときわ支所で行われた。地域住民が思いを込めてつくった1万1000羽の千羽鶴が、製作に協力した大町南小児童クラブ児童33人から山田高司組合長に手渡され、恒久平和を願った。
 千羽鶴献呈の取り組みはことしで11年目。JA大北14支所の窓口と同児童クラブを利用する児童や大町市ふれあいプラザを利用する高齢者などが世代交流をするなかで平和への願いを込め、昨年より約4000羽多い折り鶴が寄せられた。
松川中生がガイドツアー ちひろ美術館でボランティア
 松川村の安曇野ちひろ美術館は、地元松川中学校の生徒らによる「美術館探検ツアー」を行っている。27日は5人の生徒がガイドを務め、19人を案内した。
 参加者に3つのミッションを課したり、適宜クイズを盛り込むなど、楽しみながらツアーをした。オブジェの建ち並ぶ庭やエントランスの屋根の形と調和した北アルプス、建物の素材や展示室、資料研究室、バックヤードなど、さまざまな角度から紹介。
 企画展の中から各自が気に入った作品の紹介も行った。生徒らは緊張した様子ながらも、身振り手振りを交えて堂々とガイド役をやり遂げた。