県境越えた地域連携は 小谷村と糸魚川市が交流会
 小谷村の地域おこし協力隊、集落支援員と、糸魚川市の中山間地域集落みまもり隊、妙高市地域おこし協力隊の意見交換会「よってきましょ小谷村!信越交流会」がこのほど、小谷村で開かれた。県境で隣り合う市村のつながりと交流を深め、観光や文化の振興につなげようと企画。小谷村土谷地区曽田集落の荻原民夫さん宅で荻原さんが育てているアジサイと大網農山村交流施設・つちのいえを視察し、活力ある地域づくりについて意識を共有した。
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8月の一覧

2014年8月2日(土)付


トロリーバス50周年 立山黒部アルペンルート 3日までイベント
 立山黒部アルペンルートの扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関西電力トロリーバスは1日、開業から50年の節目を迎えた。扇沢駅では記念セレモニーが行われ、くす玉割りやちびっこ駅長による出発進行などで、節目の「誕生日」を祝った。3日まで、記念イベント「トロバスフェスタ」が開かれる。
 トロリーバスは排気ガスを出さず環境にやさしい車両として、昭和39年の同日に運行を始め、人跡未踏の黒部峡谷までの大町側の輸送を担ってきた。
 セレモニーには、くろよん50周年事業実行委員会や関西電力の関係者、美麻小学校児童の「ちびっこ駅長」4人が登場。バースデーケーキに入刀し、くす玉割りで節目を祝った。
湖畔の学舎に200人 信濃木崎夏期大学が開講
 「信濃木崎夏期大学」は1日、大町市平木崎湖の信濃公堂で98回目を迎える本年度の講義を開講した。湖畔の学舎で、自然・人文・社会科学など幅広い分野の第一線の講師に学ぶ。9日まで。
 夏晴れの初日には200人以上が県内外から訪れ、明治大学特任教授・東京大学名誉教授の山内昌之氏を講師に、第一次世界大戦100周年と中東秩序の変動について学んだ。
 同大学は日本初の夏期大学として大正6年に創立。日本に誇る生涯学習の場として、毎年欠かさず当代一流の講師を迎え続けてきた。再来年の100周年に向けて、記念誌の資料写真などを募っている。
村の産業学び起業理解 松川人材育成に子ども経営塾

 松川村商工会女性部(平林敬子部長)は29日、県商工会女性部連合会の「未来の経営者を育てる事業」の一環として、小学生を対象とした初の子ども経営塾を同村すずの音ホールで開いた。地元経営者による座学や職人技の体験に約20人の児童が参加し、村の産業を学び、起業に対する理解を深めた。
小学生が緊急時の対応学ぶ 白馬 北部消防署でフェス
 北アルプス広域北部消防署で1日、第26回少年少女消防フェスティバルが開かれた。白馬、小谷両村の小学生約20人が夏休みを利用し、消火活動や応急手当てなどを体験、消防署の仕事や防災への理解を深めた。
 参加者は「119番」の通報体験やテント内での煙体験、心肺蘇生法の体験などを通じて、緊急時の対応を学習。防火衣を身につけて放水を実践し、勢いよく水が噴き出すホースを的に向けていた。
きょう大町やまびこまつり 山雅連も参加「飛び入り歓迎」
 大町やまびこまつりは2日、大町市中心市街地本通りを舞台に開く。午後7時から、やまびこ踊りやサンバが響き、57の連が練り歩く。各連は本番に向けて練習を重ねている。
 松本平を拠点とするサッカーチーム・松本山雅FCの地元サポーターでつくる大町サポの会は、やまびこまつりを盛り上げようと、緑のユニフォームに身を包み、練習に余念がない=写真。
 松本山雅はJ2リーグで現在22チーム中2位と好調。日本サッカー界頂点のJ1リーグへの自動昇格圏内につけ、注目を浴びている。同会は昨年やまびこまつりに初出場。「とっても盛り上がったで賞」を得た。ことしはチーム好調の熱を大町に届け、昨年以上の規模でまつりを盛り上げたいと意気込んでいる。