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8月の一覧

2014年8月3日(日)付


やまびこまつり盛大に 大町 みこしや踊り楽しむ
 大町市の夏の風物詩・第36回大町やまびこまつり(同実行委員会主催)は2日、中央商店街駅前本通りを主会場に開かれた。住民たちがみこしや踊りなどを楽しみながら、地域を挙げて北アルプス山麓を盛り上げた。
 本通りではまつりの開会宣言と同時に、信濃大町駅から大黒町交差点まで1・8`が歩行者天国となり、大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓や市内小学校の鼓笛隊の演奏などさまざまな催しに、多くの来場者でにぎわった。
被災地から信州の夏満喫 大町 アースデイ実行委がキャンプ
 大町市の有志らでつくるアースデイおおまち実行委員会(八木まきこ代表)は、東日本大震災と福島第一原発事故の被災地の子どもや保護者らを対象にした「夏の保養プロジェクト」を実施している。
 同市平の千年の森自然学校をフィールドに始まった「子どもキャンプ」は、福島県や周辺地域の小学生を中心とした約50人が参加。地元の子どもたちも交え、信州の大自然を満喫する。
国境超えた友情再確認 松川ルーカン中学生ら初来村
 松川村と友好都市協定を結ぶ台湾ルーカンの中学生を中心とした訪問団が1日から2泊3日の日程で初来村している。村関係者や松川中学校生徒らが村民一体となったもてなしで歓迎し、国境超えた友情の絆を確かめ合った。
 2日は、松川中学校とルーカン国民中学校との交流会が開かれた。今年3月にルーカンを訪問した生徒が中心となり、国民中学校1、2年生約30人を出迎え、握手を交わし再会を喜んだ。日本の学校給食を囲み談笑するなど「海外にできた友人」との時間を楽しんでいた。
 ルーカンからの訪問団は中学生や黄振彦・鎮長(町長)夫妻ら43人。中学生のホームステイ体験や村内観光、松川ふるさと祭りへの参加など松川の歴史文化に親しんでいる。
新しい窯で初焼きへ 大町市陶芸の家でお披露目
 大町市陶芸の家(白木靖文会長)で31日、更新された新しい窯がお披露目された。会員たちは新しい窯にこれから焼く作品約150点を窯詰めし、翌日から火を入れる。
 更新された窯は、旧窯より少しコンパクトながら同様の容量を誇る。酸化・還元どちらの焼き方にも対応できる。扉の前の床がフラットになって窯出し時のレールもなくなり、高齢の会員が利用するときもつまづく心配がなくなっている。
 同施設は、市が高齢者の生きがいづくりと交流を目的に昭和49年にスタートし、世代を超えて陶芸を通し交流を深めている。
平和記念式典に参列 松川中生徒会が広島へ
 松川村の松川中学校生徒会役員4人は、広島市で8月6日に開催される平和記念式典(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)に参列する。生徒たちは30日、平林明人村長を表敬訪問し、平和学習への意欲を語った。
 広島への中学生派遣は、村の人材育成推進事業として平成20年から実施している。今年は、生徒会長の薛崚子さん、応援委員長の増澤弘喜君、清掃委員長の寺島圭亮君、校風副委員長の久保田真弥さんの4人が、全校生徒で折った千羽鶴を持ち参列する。村職員2人と教諭1人が同行する。
ゆかたまつりにぎわう 大町の商店街縁日で歓迎
 大町市の夏を彩る市民祭りの前夜祭、「ゆかたまつり」が1日、中心市街地商店街の各地で行われた。ひととき夕立ちに見舞われたものの町中には浴衣姿があふれ、おはやしや縁日で夏祭りの雰囲気を盛り上げた。
 各商店街ではポケットパークなどを会場に縁日や屋台を実施し、訪れた市民を歓迎した。うちわのスタンプラリーで会場を巡った。
 大町駅前本通り商店街は、駅前広場公園でイベントを実施。アニソンや「まちへ行こう」コンサート、影武者のシンセサイザーなどのステージショーで夕方を盛り上げた。縁日では、浴衣姿の子どもたちが金魚すくいや屋台の食べ物などを楽しみ、夏の夕涼みを楽しんでいた。