大町舞台に芸術の祭典 原始感覚美術祭9月7日まで
 大町市を舞台にした芸術の祭典「信濃の国 原始感覚美術祭」(同実行委員会主催)は、木崎湖畔を中心に市内各地で開かれている。「水のうたがき」をテーマに、全国各地から集った芸術家たちが空間芸術を作り上げ、作品を舞台にパフォーマンスを繰り広げている。
 3日は「苦海浄土―わが水俣病」で知られる作家・石牟礼道子さん主演のドキュメンタリー映画「花の億土へ」の上映会が海ノ口公民館で開かれた。映画の制作を手がけた藤原書店社長・藤原良雄氏と作家の田口ランディ氏による対談も行われた。
動物の世界魅力に触れる 松川村ちひろ美術館で催し
 松川村の安曇野ちひろ美術館はこのほど、開催中のちひろ美術館コレクション「びっくり!絵本動物園」の展示に合わせたイベント「―須坂市動物園からやってきた!動物のこと教えて!飼育員さん」を行った。子連れなど約30人が参加し、動物の世界に親しんだ。
 須坂市動物園の飼育員・小林正和さんが、動物園の役割や飼育員の業務、飼育員として必要なことを説明し、動物たちの生態の秘密や魅力を映像を交えて、紹介した。「好きなことはおもしろい。発見と伝えたいことはたくさん」と話した。
一夜限りの舞踏に酔う 白馬 大駱駝艦・天賦典式が野外公演

 舞踏・演出家で俳優の麿赤兒(まろあかじ)さん率いる舞踏集団「大駱駝艦・天賦典式」(だいらくだかん・てんぷてんしき)の野外公演が2日、白馬ジャンプ競技場前駐車場を会場に開かれた。訪れた多数の観衆が、情熱的で統制のとれたパフォーマンスが織りなす麿さんの幻想的な世界に酔いしれた。
存続願い卒業生が学校紹介 白馬高 中学生が体験入学
 白馬高校は4日、県内外中学生の体験入学を受け入れた。少子化などの影響で生徒数が減少するなか、母校の存続を願う卒業生有志4人が学校紹介に協力、授業や生徒会活動など高校生活の魅力を伝えた。
 卒業生はこの春、白馬高校から県内外の大学や専門学校に進学した同級生たち。松本大学下川紘史さんの呼び掛けに応じて集まった。中学生に対し、東日本大震災の被災地で行ったボランティア活動や世界各地の高校生との国際交流、学校生活のエピソードなどを実体験を交えて紹介した。
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8月の一覧

2014年8月5日(火)付


松川長寿企画やルーカン交流で多彩に ふるさと祭り盛り上がり

 第32回松川ふるさと祭り(同実行委員会主催)が2日、信濃松川駅前イベントストリート周辺で開かれた。男性長寿日本一を記念した初企画「松川村ミスターぴかいちコンテスト」や友好都市協定を結ぶ台湾ルーカン訪問団の参加など盛り上がった。
57連2700人元気に踊る 北ア山麓熱気
大町やまびこまつり

 大町市の夏を盛り上げる第36回大町やまびこまつり(同実行委員会主催)は2日、中央商店街駅前本通りを主会場に開かれた。市内の事業所や学校、自治会などから出場した、57の踊り連約2700人が踊り明かし、北アルプス山麓を熱気で包んだ。
 参加者は仮装や浴衣など思いおもいの衣装に身を包み、「やまびこ音頭」や「やまびこサンバ」を腕を振り上げながら、元気いっぱいに踊っていた。大町レディースの2人も日本酒を踊り手に配り歩き、祭りを盛り上げた。