雑草駆除ありがとう まつかわ農業小学校 アイガモ捕獲
 松川村農業委員会と同村営農支援センターなどが食農教育の一環として開校している「安曇野まつかわ農業小学校」で無農薬の米づくりをしている松川小学校3年生はこのほど、雑草駆除用として放していたアイガモを捕獲した。夏休み中の児童14人と教諭が水田に入り泥だらけになりながら雑草などの駆除に役だったアイガモを追いかけた。
 アイガモは環境にやさしい有機農法を児童たちが学ぶ目的で、村内で自然農法を実践している農家、宮田兼任さんから借りた20羽。約2か月の間、児童が当番制でえさを与えて飼育していた。放鳥した時には15aほどの大きさだったアイガモは、50a、約2`ほどに成長した。児童らは「そっちに逃げた」などと一列になって田んぼの隅に追い込み、素早く捕まえた。
女流作家の作品一堂に 北アルプス展望美術館小島孝子と美大同窓展
 北アルプス展望美術館(池田町立美術館)は「小島孝子と女子美術大学同窓展〜韮崎大村美術館コレクションを中心に〜」を開催中。「花と人物」をモチーフに、同館の所蔵作家・小島孝子(1940〜87)と小島の母校、女子美術大学出身作家の作品など、約60人の女流作家の作品約100点が一堂に集う。
 幼少時代を池田町で過ごし、46歳の若さで亡くなった小島は、母親との深い愛情をベースに生涯絵を描き続けた。小島の遺作の寄贈を受けたことから同館開館への道筋が開かれた。ことしは開館と小島孝子の記念室開設20年の節目の年となる。
 展示は9月15日まで。開館時間は午前9時〜午後5時。月曜休館(9月15日は開館)。入館料800円。高大生500円。中学生以下無料。
中綱湖にヘラブナ放流 青木湖漁協 小学生 中綱湖で体験

 青木湖漁業協同組合は5日、地元小学生を対象にしたヘラブナの放流体験を中綱湖で行った。放流を通じて、地元の子どもたちが身近な湖の環境や魚の生態にふれた。
 同行事は、地域の子どもたちの水辺環境保全学習や青少年の健全育成の一環として、地元・湖端地区小学生の夏休み合宿にあわせ、毎年行っている。
修学旅行に黒部ダムへ 誘致に力大阪の教諭ら見学
 大町市のくろよん50周年記念事業実行委員会は、環境学習の素材として若い世代に黒部ダムを訪れてもらおうと、修学旅行の誘致に力を入れている。7日、大阪府の松原市立松原第七中学校から6人の教諭らが下見に訪れた。
 「次世代につなぐ」をテーマとした黒部ダム半世紀の節目に、ダム建設の偉業や、環境に配慮した発電を子どもたちに伝えるねらい。過去の観光重視の旅行から、近年の傾向に見合うよう学習色の濃いプランを設定。破砕帯見学やバックヤード見学などを組み込んだ。同ダムで発電する電力が送電される関西地方を重点的にPR。これまで、松原第七中を含め3校が来年度の修学旅行を決めている。
未就園児とプール 白馬しろうま保育園開放日

 白馬村のしろうま保育園でこのほど、来年度同園に入園を希望する3、4歳児とその保護者を対象とした「しろうま保育園開放日」が実施された。
 施設の広い園庭や遊具で、在園児とともに行うさまざまな遊び体験を通じ、保育園の雰囲気を感じてもらうことを目的に年数回実施している。今回は園の遊具やプールを開放し、在園児とも楽しく交流した。
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8月の一覧

2014年8月9日(土)付