2014年８月15日付

大町の自然や見所紹介　市観光課池袋でキャンペーン

　大町市観光課はこのほど、東京都豊島区の東武百貨店池袋店で観光キャンペーンを行った。大町市の特産品が当たる抽選会や親子を対象としたサンドアートの体験教室など夏の観光を中心としたＰＲイベントで、都心の買い物客に大町市や黒部ダムの自然や見所などを紹介した。
　会場にはくろにょんや県の観光ＰＲキャラクター「アルクマ」も登場し、買い物客の注目を集めていた。

２５００発夜空に絆の大輪　池田町･松川村高瀬川大花火大会盛大に
　池田町、松川村合同開催で毎年恒例の「第18回高瀬川納涼大花火大会」は13日夜、高瀬川大橋南河川敷をメーン会場に開いた。近隣の住民が鑑賞に訪れ、尺玉45発をはじめとした約２５００発の「絆の花火」が夏の夜空に花開き、両町村の友好を深めた。
　メーン会場は、早い時間から花火を待ちわびる夏らしい浴衣姿の家族連れや、友人同士など多くの人で埋め尽くされた。大きな尺玉や色とりどりのスターマインなど魅力ある花火が次々と頭上に打ちあがると感嘆の声もあがっていた。両町村の商工会青年部による飲食の出店も軒を連ね、にぎわっていた。

山見える墓で永眠を　大町市霊園の合葬式墳墓

　大町市霊園には、多数の遺骨を共同で納める「合葬式墳墓」が備えられている。ことし、「山の見える場所に眠りたい」と希望する夫婦の妻が、納骨された。北アルプスを一望する霊園への埋葬に、市には感謝の手紙が届いている。

大町から初囲碁全国で活躍　西小３年北澤君関係者喜びの声

　「囲碁のまちづくり」に取り組む大町市から初めて全国大会に出場した、大町西小３年生の囲碁アマチュア３段・北澤明良太君は11日、日本棋院大町支部の碁友会で大会結果を報告し、メンバーと対局した。地元の囲碁関係者も活躍を喜んだ。

夏の夜３世代で交流　大町旭町公民館で納涼大会

　大町市旭町公民館（西條満之館長）はこのほど、同公民館で恒例の納涼大会を開いた。地域住民の親睦と交流を深めるねらいで、毎年この時期に開催している。あいにくの雨模様の天候ながら、町内外から大勢の家族連れが訪れ、３世代が交流しながら夏の夜のひとときを楽しんだ。

暑中見舞いで特殊詐欺防止　大町郵便局市内各戸に配送
　大町市の大町郵便局は盆に合わせて、特殊詐欺被害防止を促す「暑中見舞い」はがきを市内各戸に配送した。家族などが実家に帰省する盆に、家族ぐるみで詐欺の被害防止を意識するよう呼びかけている。
　同企画は、ことし初めての試み。大北防犯協会連合会からの投げかけもあり、近年増え続けているオレオレ詐欺などの特殊詐欺被害を防ぐ方法を模索していた。同局が市内企業に協賛を募り、今回は15社が協力。旧大町市や美麻地区の高齢者宅を中心に約４７００枚を配布した。
　はがきには、郵便のレターパックでは現金が送れないことや電話でのもうけ話のほとんどが詐欺であることなどを記載。同局轟哲好局長（58）は「特殊詐欺は、高齢者だけでなく、若い人でも引っかかってしまっている。家族が集まるときに詐欺被害に注意する意識付けになれば。今後も呼びかけていきたい」と話している。