2014年８月17日付

住民一体で楽しむ　八坂夏まつり　和太鼓や盆踊り
　大町市八坂地区の「八坂夏まつり」が14日、八坂小学校グラウンドで開かれた。地区をはじめ、市中心部からも住民が訪れ、和太鼓演奏や盆踊りなど住民が一体となって夏の一夜を楽しんだ。
　八坂地区での祭りは、合併後はじめての開催。大町市制施行60周年・合併10年記念で、市内各地区との交流も目的として開かれた。
　祭りは、大町流鏑馬（やぶさめ）太鼓や源流美麻太鼓、八坂青竜太鼓の勇壮な演奏や盆踊り、コントのステージなど多様な催しで盛り上がった。

踊りで会場に熱気　ＹＯＳＡＫＯＩ･花･白馬
　白馬の夏を盛り上げる「ＹＯＳＡＫＯＩ・花・白馬」（同実行委員会主催、大糸タイムス社など後援）が15日、ＪＲ白馬駅前で開かれた。あいにくの雨に見舞われたものの、伝統の盆踊りや祭りが会場を熱気で包み、多くの来場者でにぎわった。
　恒例のコンテストには、地元の企業の枠を超えた社員仲間や、信州大学ＹＯＳＡＫＯＩ祭りサークルなど、村内外から５チームが出場。ユニークな衣装や迫力あるダンスなど笑いと驚きで、会場をわかせた。

北安曇郡でお盆成人式　大人の自覚誓い新た

　北安曇郡の4町村で15日、お盆の成人式が開かれた。平成6年から7年にかけて生まれた新成人たちが再会を喜び、大人としての自覚を新たに誓った。
　平成６年から７年にかけては、日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋さんの活躍や大江健三郎さんのノーベル賞受賞、阪神淡路大震災などがあった。

雨の夜空照らす光　木崎湖花火大会盛大に
　大町市の夏の風物詩、第72回木崎湖花火大会（大糸タイムスなど協賛）は15日、木崎湖畔で開いた。あいにくの雨模様ながら、間近に上がる色とりどりのスターマインが夜空と湖面を照らした。
　当日はあいにくの天気で、花火開始予定の午後８時にも降りやまず、雨天での開催となった。２年ぶりの灯ろう流しでは、亡くなった人や東日本大震災・遭難者にささげる慰霊の灯ろう約２０００個が湖に流された。各協賛スポンサーが託した大スターマインや水中スターマインなどの花火が次々と上がった。
　来場者は空を見上げ、湖畔を彩る光と音の芸術を楽しんだ。