晩夏テーマの作品完成 大町千里館 フラワーアレンジ講座

 大町市社松崎の小規模多機能型居宅介護施設「千里館」(小野澤幸一所長)で24日、初の一般公開講座「よって行きましょ!!」が開かれた。利用者や利用者家族、地域住民など約20人が参加し、プロからフラワーアレンジメントを教わった。体験を通じて地域交流の輪を広げた。
 同講座は地域密着の施設として、講座の体験を通して住民らとふれあいの場を持とうと初めて開催した。
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8月の一覧

2014年8月27日(水)付


トロバス60万人達成 大町 扇沢駅で記念セレモニー
 大町市扇沢駅と黒部ダムを結ぶ「関西電力トロリーバス」のことしの乗車人員が26日、60万人を達成した。
 60万人目は、三重県から家族7人で訪れた大倉菜緒ちゃん。扇沢駅で行われた記念セレモニーでは、くす玉割りや真嶋一博扇沢駅助役からの記念品プレゼントで祝福された。菜緒ちゃんは「60万人目になれてうれしい。黒部ダムを見るのは初めてなので、わくわくします」と話した。
 ことしはお盆期間(12〜16日)の天候不順で入り込みが前年比約2割減少したが、8月中旬に50万人を達成した。7月下旬から8月にかけて台風など悪天候が続き、8月25日現在、前年同期比97lで約1万7000人減となった。
ライチョウを知ろう 31日まで 国営公園大町松川で企画展
 大町市ライチョウ保護推進プロジェクト実行委員会は31日まで、企画展「ライチョウを知ろう」を国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開いている。県内出身の粘土造形作家・宮川あじゅのしんさんによるニホンライチョウの実物大模型など約40点を展示し、動物保護の大切さを呼び掛けている。観覧無料。
 展示会場には国内外の絶滅した動物や絶滅危惧種をモチーフにした作品が並ぶ。来場者が卵から成鳥までライチョウの成長を追った作品を観賞しながら、デフォルメされた小さなひなの姿に、「かわいらしい」と声をあげていた。
自由研究や工作、図画並ぶ 白馬南小で夏休み作品展
 白馬村の白馬南小学校で、児童が夏休み中に作った作品を展示する「夏休み作品展」が開かれている。初めて夏休みの宿題に取り組んだ1年生から、制作技術の高い高学年まで、児童121人の力作がずらりと並んでいる。
 作品は興味を持ったことを発展させて追求した自由研究、自分なりにアイデアと工夫をこらした工作、図画、手芸作品などバラエティー豊か。自由な創作意欲の高まりと頑張りがうかがえる。児童のプール参観に訪れた保護者や地域住民からは「すごいね」「どうやって作ったのかな」と感嘆の声が聞かれ、楽しそうに見入っていた。
20回節目 昭和の流行歌響く 大町 ねむの木でうたごえ広場
 大町うたごえを楽しむ会(西山隆一会長)は23日、同市大原町のねむの木ホールで「うたごえ広場」を開いた。昭和の流行歌などアコーディオンの調べにのせて歌声を響かせた。
 平成21年5月の初開催から、20回の節目となるこの日は大北地域や安曇野市を中心に関東などからも大勢が参加。80人近くがホールに集い同市高見町出身のアコーディオン奏者、新井幸子さんのリードで「東京ラプソディ」「カチューシャの唄」「宵待草」「船頭小唄」などを歌った。
 テンポなどの歌唱指導や歌の背景の説明などを交えながら、参加者らは終始和やかな雰囲気で、歌詞を目で追いながら声を合わせ、一曲ごとに声も高まり笑顔も増えていった。
がんの早期発見・予防を
県商工会女性部連北安支部 池田町で研修会

 県商工会女性部連合会北安曇支部(平林敬子支部長)は22日、がんの予防を目的とした研修会を池田町の創造館で開いた。支部のメンバー約30人が参加し、がんについて知識を深めた。
 大町保健福祉事務所長の小松仁さんが、「がんをもっと知ろう」と題した講話を行った。がんによる死亡率やがんの原因、喫煙の危険性、予防法などについて説明し、がん検診の必要性を説いた。「がんの治療技術は進歩している。がんは大変だというイメージを変えてほしい。早期発見・予防につなげてほしい」と話し、「がんと闘うのではなく付き合っていきましょう。自分らしく生きていきましょう」とメッセージを添えた。