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8月の一覧

2014年8月31日(日)付


アルペンルートで富山訪問 大町商議所が初の会員親睦旅行

 大町市の大町商工会議所(坂中正男会頭)はこのほど、初の会員親睦旅行を開いた。約80人の会員が立山黒部アルペンルートを大町市から富山県側まで貫通。身近ながら訪れる機会の少ない観光地を体感した。
 会員数減に悩む商議所では、会員にメリットのある取り組みを研究し、親睦を深める機会と初めて企画。身近ながら重要な観光ルートを体験しようとルートを決めた。
風穴小屋地域再生利用を 大町で全国初サミット

 風穴小屋の再生・活用に取り組む有志らが集う初の「全国風穴小屋サミット」は30日、大町市八坂公民館アキツで開いた。全国各地の22保存団体などの100人余が参加。かつて養蚕業などで活用された、エコな天然冷蔵庫である風穴小屋を地域資源として再生し、先人の知恵を未来に生かすため、それぞれの取り組みについて意見交換した。
トマト収穫で恩返し 大町西小6年障害者福祉事業所に
 大町市の大町西小6年2組の児童24人は27日、同市平西原の就労を目的とした障害者福祉サービス事業所、ばいはるちゃにみとろ(三戸呂三都子代表)が栽培する加工用トマトの収穫を手伝った。
 三戸呂さんは、子どもたちのための創作活動グループ「みとろぐる〜ぷ」を運営。児童らが5年生だった今年2月に、校内に市民を招いたお化け屋敷を実施した際、アドバイスや機材貸し出しなどの協力をした。
 クラス担任の安田翔三郎教諭は「何か自分たちの力で感謝の気持ちを伝えることができないか」考えていたところトマトをたくさん栽培していることを知り、クラス全員で駆けつけた。子どもたちは1〜3時限目をフルに使い、額に汗しながら手伝った。
北アの麓で音楽に親しむ 大町「カシマツリ」にぎわう
 県内最大級の野外音楽イベント「カシマツリ」が23、24の両日、大町市平の鹿島槍スポーツヴィレッジで開かれた。2日間あわせて約1500人が訪れ、北アルプス山麓の自然を体感しながらさまざまな音楽に親しんだ。
 2日間を通し、野崎良太さん(Jazztronic)やMetis、GOKIGEN SOUNDなど多数のアーティストが出演。会場には飲食などの店約30店も出そろい、夜にはアフターパーティーを盛り込むなど夜通しで音楽を楽しんだ。女性から男性への公開プロポーズもサプライズで行われ盛り上がった。
 カシマツリの開催はことし4年目。市の「きらり輝く協働のまちづくり事業」の助成も受けている。
スキー選手がMTB挑戦 白馬高 平林安里君国際大会へ
 白馬村和田野の白馬高校2年・平林安里君は9月4日、マウンテンバイク(MTB)世界選手権大会(ノルウェー、1〜8日)のクロスカントリー男子ジュニアクラスに出場する。スキー選手として活躍する一方、夏場の練習に取り入れた自転車でも頭角を現し、初めての国際大会に挑戦する。
 平林君はJOCジュニアオリンピックカップ優勝、全中準優勝などの戦歴をのこすスキーアルペンの選手。村スキークラブのコーチを務める父親の勧めで、小学生からMTBを練習に取り入れ、筋力強化や持久力向上を図ってきた。
 夏場は下校後、村内を中心に毎日30〜40`の練習を継続。スキーで培った瞬発力を武器に、国内の大会で実績を上げてきた。ことし7月、初めて出場したMTB全日本選手権で優勝、世界への切符を手にした。
川と自然に親しむ 松川で子ども魚つかみ大会

 松川村子ども会育成会連絡協議会(倉科次雄会長)と松川小学校PTAは30日、魚つかみ大会を同村を流れる乳川河川敷で開いた。乳川の自然に親しんでもらおうと行われている恒例の行事で、川辺に子どもの元気な声が響いた。
 川にはニジマス700匹とイワナ100匹を放流。親子約150人が参加。子どもたちは清流の冷たさを感じながら、元気に魚を追いかけた。捕まえた魚は炭火で焼き、さっそく味わった。河川の美化活動も行った。