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9月の一覧

2014年9月2日(火)付


夏の思い出づくり 安曇養護で寄宿舎祭り
 池田町の安曇養護学校(下川威校長)は、恒例の「寄宿舎夏祭り」を29日に開いた。寄宿生27人を主役に、保護者や教員、通学生や卒業生、地域の福祉施設などから200人以上が来場し、夏の終わりの思い出づくりに盛り上がった。
 寄宿生の「よさこい踊り」で始まった開祭式で、会場は早くも白熱。教員らのバンド演奏に合わせて全員で歌をうたった。生徒らが飲食やゲームの出店の紹介を行い、「安いよ〜冷えてるよ〜いらっしゃ〜い」などと呼びかけた。
 来場者はかき氷を食べたり、景品の当たるサッカーに夢中になるなどして、あちこちに笑顔が広がった。白馬村のアフリカン太鼓・ダンスグループ・サブニュマが躍動的な演奏とダンスを繰り広げた。生徒や教員らが次々とステージにあがり、跳んだりはねたりしながら、会場一体となって盛り上がった。
大きな踊りの輪広がる 道の駅池田恒例の夏祭り

 「道の駅池田」恒例の夏祭り(てる坊市場、カモミールの会、家族亭龍門主催)が30日、池田町ハーブセンター駐車場で開かれた。初秋を感じさせる天候の中、多くの来場者でにぎわった。
 地元の林中盆踊り同好会が「池田ふるさと音頭」や「炭坑節」などを披露。来場者も飛び入りし、夕暮れ時の空の下、大きな輪になって踊った。特設ステージでは、松川村の社会人バンド「安曇野ベンチャーズ」が熱いサウンドを響かせた。ビンゴ大会やスーパーボールすくいなども行われ、盛り上がった。
狂拍子と奴唄を奉納 小谷村中土 大宮諏訪神社の例大祭
 小谷村中土の大宮諏訪神社の例大祭が30日、神社境内で開かれた。県の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能の「狂拍子(くるんびょうし)」と、神への五穀豊穣祈願と社会風刺が盛り込まれた「奴唄(やっこうた)」などが奉納され、珍しい祭りを見ようと多くの人々でにぎわった。
 奴唄は、為政者に対し日々の不満を歌に込め、ハレの日の祭りの1日だけ、無礼講として披露することが許されたことから始まった地域の伝統芸能。歌詞は毎年地域住民が知恵を絞って決め、当日まで固く秘密とされている。
一夜限りの祭り 催し多彩 大町市制施行60周年・合併10年記念 美麻夏まつり

 大町市制施行60周年・合併10年を記念した「美麻夏まつり」が30日、大町市美麻の美麻総合福祉センター梨嶺駐車場で開かれた。一夜限りの祭りに、地元や市外から1000人近くが訪れ、大人から子どもまで夏のさまざまなイベントを楽しんだ。
 美麻小中学校7年生が千見地区住民から習った獅子舞の披露やみあさ保育園児のみこしが祭りの雰囲気を盛り上げた。有識者が美麻の特色を語る鼎談(ていだん)や大道芸、歌手・中西圭三さんによるライブなど多彩な催しもあった。会場には地域を代表する飲食店などの屋台も並びにぎわっていた。
ものづくりの楽しさPR 池田町 池工祭で学習成果発表

 池田町の池田工業高校(田村浩啓校長、生徒348人)は「第52回池工祭」を30、31の両日に開催した。ものづくりの楽しさをPRしながら、学習や活動の成果を発表した。
 各クラスでは、エアブラシを使ったスプレーアートや金属加工の体験、ボルトとナットを使って生徒らが制作したボルトマン釣りなど、ものづくりの学校ならではの多彩な企画が行われた。生徒らが子どもたちに優しく声掛けする姿があちこちで見られた。訪れた大人も子どもも、ものづくりの楽しさに触れていた。
特殊詐欺未然防止を 防犯ボラSST 敬老会で啓発
 大町署直属の防犯ボランティア「セーフティ・サポート・チーム(SST)」は30日、大町市平地区の敬老会にあわせて、防犯活動を行った。隊員らが、敬老会来場者に郵便の「レターパック」を使った特殊詐欺の被害に遭わないよう、注意を呼びかけた。
 近年は、特殊詐欺の現金を犯人に送る手段として、偽のカタログなどと一緒に「レターパック」を送りつけ、現金を入れて送り返すよう指示する事案などが増加。隊員たちはレターパックの見本を片手に「レターパックでは現金を送ることができません」「怪しい電話には気をつけて」などと話しかけながら、あめや手作りのつまようじ入れをセットにした啓発グッズを来場者に手渡した。