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2014年9月3日(水)付
通年観光の推進目指し 小谷 栂池自然園の改修進む 小谷村は本年度、県の「山岳高原を活かした世界水準の滞在型観光地づくり推進事業」の一環で、栂池自然園の改修工事を進めている。園内木道や障害者用スロープの改修など、誰もが親しめる山岳観光地づくりと通年観光の推進を目指す。 |
村発祥ウエートトレーニング 白馬ウイング21で講習会 白馬村のウイング21を会場に「レストレーショントレーニング講習会」(総合型地域スポーツクラブ主管、村教育委員会・村体育協会共催)がこのほど開かれた。同運動は同村在住のマスターズパワーリフティング世界選手権優勝者の沖浦克治さんが提唱する、村発祥のウエートトレーニング。 筋肉増加と体を使いこなせる効果があるとされ、アスリート、高齢者、障害者などが取り組める運動として注目を集めている。講習会では作業療法士として広く活躍する奥村宣久さんを講師に、北海道の高齢者のレストレーショントレーニングの実践例を紹介。沖浦さんの指導で実技トレーニングを体験し、認知症予防も含めた健康増進のありかたを考えた。 |
浴衣姿の親子連れも ちひろ美術館 夜のミュージアム 松川村の安曇野ちひろ美術館はこのほど、恒例の「夜のミュージアム―夏の夕暮れ―」を開いた。浴衣姿の親子連れなど大勢が来館し、夏の夜の美術館を満喫した。 公園から美術館までのアプローチには、約200個のランタンが並び、幻想的な空間をつくりだした。安曇野市のグループ「安曇野まほらランタン」がペットボトルと廃油を使ったエコランタンを提供。地元の園児らが切り絵やスタンプなどを使って、紙袋に思い思いに描いた絵を温かい光で浮かび上がらせた。 |
鷹狩山頂から北アに向けて 45人が信濃恋歌や演歌熱唱 大町市のご当地ソング「信濃恋歌」でまちづくりに取り組む「志賀大介の詩を歌う会(荒川松子会長)」は31日、カラオケで歌会「鷹狩の山からアルプスの山へ 歌でこだましよう」を鷹狩山山頂で開いた。大町市を一望する鷹狩山頂から、北アルプスの山々に向け歌声が響いた。 45人がステージに立ち、演歌や信濃恋歌など自慢ののどを披露。約70人の来場者が歌の山頂を満喫した。開始前には会食会で交流。信濃恋歌を用いた健康体操も実施。ゲスト歌手の常盤みのりさん・北野ゆきさんも美声を披露した。 同会が開催してきた「信濃恋歌のど自慢大会」を拡張し、内容を充実させようと初めて企画。大町の魅力を伝える鷹狩山頂を会場に選んだ。 |
安曇野フェニックス優勝 大糸タイムス杯TSCソフト 大北ソフトボールクラブ協議会(TSC)の「第23回大糸タイムス杯TSC選手権大会」が31日、大町市の昭和電工グラウンドで開かれ、安曇野市の安曇野フェニックスが優勝を飾った。準優勝は1点差で惜敗した大町市の信州ブルースターズ。 県内の招待2チームと市内6チーム、約150人が出場。雨上がりの晴天のなか、各チームは日ごろの成果を発揮し「スポーツの秋」を満喫しながら熱戦を繰り広げた。 試合はトーナメント戦で、仁科クラブの遠藤一男主将が選手宣誓を行いスタート。1点を争う真剣なプレーをみせていた。 |
遭難事故減少に貢献 遭対協夏山常駐隊が解隊式 県山岳遭難防止対策協会は1日、登山最盛期の北アルプスに配置した夏山常駐パトロール隊の解隊式を安曇野署で開いた。北部と南部の隊員32人が、登山者への安全啓発や遭難者の救助など任務に尽力、遭難事故の減少に貢献した。 解隊式では南北の隊長からそれぞれ、県遭対協防止対策部長に県旗が返還され、関係者が隊員たちの労苦をねぎらった。北部地区隊長の田中要さんは「悪天候に見舞われ、例年と比べ厳しい環境だった。事故減少は隊員たちが使命感を持って、登山者の啓発などに取り組んだ結果」と話した。 |